係数合わせの誤答を診断しよう
このレッスンの役割
このセクションでは、消す文字と最小公倍数を選び、式全体を数倍して加減法で解きました。最後に典型誤答を診断します。
おすすめの学び方
誤答を「消去文字の選択」「最小公倍数」「倍率の範囲」「符号」「解き戻し」に分類します。
今日の問い
係数をそろえる加減法の誤りを、どの判断から直せばよいでしょうか。
誤答1 一項だけ
2x+y=5を2倍して4x+y=10とした。
yも2倍し、4x+2y=10です。
誤答2 右辺
3x−2y=4の左辺だけ3倍した。
右辺も3倍し、9x−6y=12です。
誤答3 操作選択
6yと−6yを引いた。
6y−(−6y)=12yで消えません。足します。
誤答4 大きな倍数
係数4と6を24へそろえた。
可能ですが、最小公倍数12なら計算が小さくなります。
診断手順
- 両文字の倍率を比較する
- 最小公倍数を決める
- 方程式全体へ倍率を掛ける
- 符号から足す・引くを選ぶ
- 解き戻して両式で確認する
よくある間違いと戻り方
- 答えだけ直す
→ 最初の倍率決定へ戻ります。 - 数倍後の式を検算しない
→ 元の解を入れて等価か確かめます。 - 大きな数で計算を複雑にする
→ 最小公倍数を使います。
自分で確かめよう
- 係数3と4を何へそろえますか。
- 2x−y=3を−3倍してください。
- 4yと−4yはどの操作で消えますか。
- 自分の誤答分類は何ですか。
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次は、一方の文字を表す式をもう一方へ入れる代入法を学びます。