LESSON 01

平方の公式

(a−b)²の中央項の符号を確かめよう

差の平方を分配法則で展開し、中央項が−2ab、最後の項が+b²になる符号の理由を説明します。

(a−b)²の中央項の符号を確かめよう

このレッスンの役割

平方の公式の第3段階です。和の平方で中央項が二つ生まれることを受け、差の場合の符号を正確に決めます。

おすすめの学び方

(a−b)を(a+(−b))と読み、四つの積の符号を一つずつ決めます。公式だけでなく展開の途中を残してください。

今日の問い

(a−b)²で、中央項は負なのに最後のb²が正になるのはなぜでしょうか。

四つの積を書く

(a−b)²=(a−b)(a−b)

=a²−ab−ab+(−b)(−b)

=a²−2ab+b²

です。

中央にはa×(−b)が二つあるので−2abです。最後は負×負なので+b²です。

具体例

(x−3)² =x²−6x+9

x=5なら元の式は2²=4、展開後25−30+9=4です。

和の平方との比較

(a+b)²=a²+2ab+b²
(a−b)²=a²−2ab+b²

違うのは中央項の符号だけです。

よくある間違いと戻り方

(a−b)²=a²−2ab−b²とする誤りがあります。最後は(−b)²です。負の数の2乗が正になる学習へ戻ります。

自分で確かめよう

  1. (x−5)²を展開してください。
  2. (2a−3)²の各積を書いてください。
  3. 差の平方で正になる二項を答えてください。
  4. x=1で1の答えを検算してください。

答えの形を予想する

差の平方でも式全体は2乗なので0以上です。展開後へ具体的な値を入れ、負になる場合は符号か中央項を見直します。

次のレッスンへ

次は、2xや3yのように係数を含む二項式を、三つの部分へ分けて平方します。