LESSON 01

どの展開公式を使う?

分配法則で公式の答えを確かめよう

展開公式で得た答えを一般の分配法則でも計算し、公式の選択と各項の符号を検算します。

分配法則で公式の答えを確かめよう

このレッスンの役割

公式選択の第4段階です。公式で速く計算したあと、一般の分配法則へ戻って答えを確認する力を身につけます。

おすすめの学び方

同じ問題を二通りで解き、結果だけでなく中間項が一致するか比べます。検算は別の方法を使うほど効果があります。

今日の問い

(x−4)²=x²−8x+16が正しいことを、平方公式を使わずにどう確かめるでしょうか。

分配法則で確かめる

(x−4)² =(x−4)(x−4) =x²−4x−4x+16 =x²−8x+16

平方公式の答えと一致します。

和と差の積を確かめる

(2x+3)(2x−3) =4x²−6x+6x−9 =4x²−9

中央項が消えることも見えます。

代入による二次確認

x=1など簡単な数を元の式と展開後へ入れます。分配法則と代入の両方が一致すれば、誤りを見落としにくくなります。

検算で分かる原因

中間項だけ違う:中央項や同類項
先頭項が違う:係数の平方
定数項が違う:最後どうしの積や符号

よくある間違いと戻り方

公式と同じ手順を繰り返すだけでは同じ誤りを見逃します。四つの積を書き、別の経路で確認してください。

自分で確かめよう

  1. (x+5)²を二通りで展開してください。
  2. (3x+2)(3x−2)を分配法則で検算してください。
  3. x=2を使って1を確認してください。
  4. 検算から誤りの場所を特定する方法を説明してください。

次のレッスンへ

次は、似た式へ誤った公式を選ぶ入試型の誤答を分類し、選択手順を定着させます。