LESSON 01

展開とは何をすること?

展開とは何をすること?を理解しよう

積の形を和の形へ変えても式の値が変わらないことを理解し、展開の目的とこのセクションの学習順をつかみます。

展開とは何をすること?を理解しよう

このレッスンの役割

展開の意味を学ぶセクションの入口です。分配法則を受け、積の形を和の形へ変える操作へ「展開」という名前を付けます。

おすすめの学び方

式の形と値を分けて考えます。変形前後へ同じ数を代入し、形が変わっても値は同じだと確かめてください。

今日の問い

2(x+3)と2x+6は見た目が違うのに、なぜ同じ式だといえるのでしょうか。

展開の意味

積の形で表された式を、かっこを外して和の形へ変えることを展開といいます。

2(x+3)=2x+6

左は積の形、右は和の形です。x=4なら、どちらも14になります。

展開しても値は変わらない

展開は、式が表す関係を別の見方に変える操作です。勝手に項を増減することではありません。

3(x−2)+x =3x−6+x =4x−6

分配法則を使い、最後に同類項をまとめました。

展開が役立つ場面

和の形にすると、同類項をまとめたり、係数や定数項を読んだりできます。後で学ぶ因数分解は、この流れを逆向きにたどります。

このセクションの順序

積と和の形を見分け、面積図と項を対応させ、同類項まで整理し、最後に意味の誤答を診断します。

よくある間違いと戻り方

「展開すると式の値が大きくなる」と考える誤りがあります。変わるのは形です。xへ0や1を代入し、前後の値が一致するか確認します。

自分で確かめよう

  1. 3(x+2)を展開してください。
  2. 2(x−1)+xを展開して整理してください。
  3. 積の形と和の形を一つずつ挙げてください。
  4. 展開しても式の値が変わらない理由を説明してください。

次のレッスンへ

次は、かっこや掛け算記号に注目し、積の形と和の形を見分けます。