LESSON 01

どの展開公式を使う?

展開公式の選択ミスを診断しよう

似た形の式に対する公式選択ミスを分類し、式の構造確認から正しい方法へ戻ります。

展開公式の選択ミスを診断しよう

このレッスンの役割

展開公式選択の仕上げです。計算ミスではなく、最初の方法選択が誤っている答案を見抜きます。

おすすめの学び方

誤答の公式の右辺ではなく、左辺の形が元の式と一致するか比べます。分類を直してから計算します。

今日の問い

(2x+3)(x+3)=(2x)²−3²という答案は、どの形を誤認しているでしょうか。

誤答1 和と差の積の誤用

二つのかっこの最初の項が2xとxで異なり、符号も両方+です。一般の分配法則で、

2x²+6x+3x+9 =2x²+9x+9

です。

誤答2 平方の誤認

(x+2)(x+5)は同じかっこ二つではありません。x共通の公式でx²+7x+10です。

誤答3 x共通公式の誤用

(2x+1)(2x+4)では最初が2xで共通ですが、xの係数1を前提にした公式へ直接a=1、b=4とはできません。一般の分配法則か2xを一まとまりと見ます。

診断の順序

  1. 二乗記号があるか
  2. 二つの項は完全に同じか
  3. 符号だけが反対か
  4. 最初のxの係数は1か
  5. 合わなければ分配法則

よくある間違いと戻り方

答えの計算だけ直しても、次の問題で同じ誤選択をします。式の形へ名前を付ける段階へ戻ります。

自分で確かめよう

  1. (x+3)(x−5)へ使う方法を答えてください。
  2. (2x−1)²を展開してください。
  3. (4a+3)(4a−3)を展開してください。
  4. 選択ミスと計算ミスの違いを説明してください。

次のセクションへ

次は、展開を逆向きに読み、和の形を積の形へ戻す因数分解の意味を学びます。