定数項abと符号を確かめよう
このレッスンの役割
(x+a)(x+b)の第4段階です。x²項とxの係数を受け、今回は文字を含まない定数項abを正確に決めます。
おすすめの学び方
二つのかっこの後ろの項を符号ごと抜き出し、和と積を別々の欄へ書きます。定数項には積を使います。
今日の問い
(x−3)(x−5)の定数項が−8ではなく+15になるのはなぜでしょうか。
最後どうしの積
(x+a)(x+b)で文字を含まない積はa×bだけです。したがって定数項はabです。
(x−3)(x−5)では、
(−3)×(−5)=+15
となります。
符号の四場合
| a | b | abの符号 |
|---|---|---|
| 正 | 正 | 正 |
| 負 | 負 | 正 |
| 正 | 負 | 負 |
| 負 | 正 | 負 |
同じ符号なら積は正、異なる符号なら負です。
具体例
(x+4)(x−2)の定数項は4×(−2)=−8です。xの係数は4+(−2)=2なので、和と積を混同しないようにします。
よくある間違いと戻り方
(x−3)(x−5)の定数項を−8とする誤りは、和−3−5を使っています。中央係数は和、定数項は積という二つの欄へ戻ります。
自分で確かめよう
- (x+6)(x+2)の定数項を答えてください。
- (x−4)(x−7)の定数項を答えてください。
- (x+5)(x−3)の定数項を答えてください。
- 定数項がabになる理由を説明してください。
次のレッスンへ
次は、xの係数に和、定数項に積を同時に使い、正負が混ざる式を公式で展開します。