展開公式で計算を工夫しよう
このレッスンの役割
このレッスンは2 / 5、展開の活用です。目的から展開を選ぶ力を受け取り、数を基準値と差に分けて計算します。中心技能は、二つの数を a+b と a−b の形として見抜くことです。
おすすめの学び方
答えを筆算で出す前に、100、50、10など近い切りのよい数との差を書きます。公式を使った後は、概算で桁が合うか確認してください。
今日の問い
103×97 を筆算せずに計算できるのはなぜでしょうか。
同じ基準からの差を見よう
103は100より3大きく、97は100より3小さい数です。
103×97=(100+3)(100−3)
和と差の積 (a+b)(a−b)=a²−b² を使うと、
100²−3²=10000−9=9991
となります。二つの数が同じ基準から反対向きに同じだけ離れていることが、公式を使える条件です。
平方も基準から考えよう
49²=(50−1)² と見ます。
(a−b)²=a²−2ab+b² より、
49²=2500−100+1=2401
中央の項 −2ab を忘れないことが大切です。
方法を選ぶ小さな表
| 数の形 | 使いやすい公式 |
|---|---|
| 基準から +b と −b | 和と差の積 |
| 基準より少し大きい数の平方 | 和の平方 |
| 基準より少し小さい数の平方 | 差の平方 |
よくある間違いと戻り方
(50−1)²=50²−1² とする誤りがあります。平方差 a²−b² と差の平方 (a−b)² は別です。かっこ全体が二乗なら、中央の項がある平方公式へ戻ります。
自分で確かめよう
104×96を工夫して計算すると?
(100+4)(100−4)=10000−16=9984 です。
51²を公式で計算すると?
(50+1)²=2500+100+1=2601 です。
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次は、和の形を積へ変え、整数が偶数やある数の倍数になる理由を説明します。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。