LESSON 01

分配法則を振り返ろう

面積図でa(b+c)=ab+acを確かめよう

一つの長方形を二つへ分けた面積から、a(b+c)=ab+acが成り立つ理由を図・言葉・式で説明します。

面積図でa(b+c)=ab+acを確かめよう

このレッスンの役割

分配法則の第2段階です。全体の見通しを受け、今回は分配法則が成り立つ理由を面積図で完成させます。

おすすめの学び方

図の縦、横、二つの部分面積を順に指しながら、同じ関係を言葉と式で説明してください。公式だけを覚えるレッスンではありません。

今日の問い

縦a、横b+cの長方形を二つに切っても、全体の面積が変わらないことを式でどう表すでしょうか。

面積を二通りで表す

分配法則を表す長方形の面積図 高さa、横幅b足すcの長方形を、幅bの長方形と幅cの長方形に分け、部分面積abとacの和が全体面積aかけるb足すcに等しいことを示す。 ab ac b c a 全体の横 b+c

切る前の面積はa(b+c)です。切った後はabとacなので、合計はab+acです。同じ長方形の面積だから、

a(b+c)=ab+ac

が成り立ちます。

数で確かめる

a=3、b=4、c=2なら、左は3×6=18、右は12+6=18です。

よくある間違いと戻り方

a(b+c)=ab+cでは、右側のcの長方形に高さaを掛け忘れています。図へ戻り、どちらの部分も高さがaであることを確認します。

自分で確かめよう

  1. 面積図でa(b−c)をどう表すか考えてください。
  2. 5(x+2)を図の考えで展開してください。
  3. ab+acから共通する辺を答えてください。
  4. 分配法則を「同じ面積」という言葉で説明してください。

次のレッスンへ

次は、面積で理解した分配法則を使い、単項式を多項式の各項へ正確に掛けます。