和と積を使う因数分解の誤答を診断しよう
このレッスンの役割
二数を探す因数分解の仕上げです。誤答を条件の読み違い、候補の漏れ、符号の三つへ分類します。
おすすめの学び方
選んだ二数の横に「和」「積」を必ず書きます。因数分解後を展開し、中央係数と定数項を別々に照合します。
今日の問い
x²+7x+12=(x+2)(x+6)という誤答では、和と積のどちらが合っていないでしょうか。
誤答1 和が違う
2+6=8なので中央係数7と合いません。正しい二数は3と4です。
誤答2 積が違う
x²−5x+6=(x−1)(x−4)では積が4です。正しくは−2と−3で、
(x−2)(x−3)
です。
誤答3 符号
x²+x−12=(x−4)(x+3)では和が−1です。正しくは(x+4)(x−3)です。
診断の順序
- 定数項の因数の組か
- 積の符号は合うか
- 和の絶対値は合うか
- 和の符号は合うか
- 展開して元へ戻るか
よくある間違いと戻り方
最初に見つけた因数の組で止めると和を見落とします。全候補を小さい順に並べ、二条件を満たす一組を選びます。
自分で確かめよう
- x²+10x+24=(x+4)(x+6)を検算してください。
- x²−8x+15を因数分解してください。
- x²+2x−8を因数分解してください。
- 自分の誤答を三分類から選んでください。
戻り先を決める
積が違うなら定数項の因数表、和が違うなら中央係数、符号だけ違うなら正負の組合せへ戻ります。原因別に一問だけ解き直します。
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次は、平方公式と和と差の積を逆向きに使い、完全平方や平方差を因数分解します。