LESSON 01

x²+(a+b)x+abの因数分解

二つとも負の数になる組を探そう

定数項が正でxの係数が負のとき、絶対値の因数の組を探し、両方を負にして因数分解します。

二つとも負の数になる組を探そう

このレッスンの役割

二数を探す因数分解の第3段階です。両方正の場合を受け、積が正で和が負になる符号の組を学びます。

おすすめの学び方

まず絶対値で因数の組を探し、最後に符号を付けます。積と和の符号条件を先に書いてください。

今日の問い

x²−9x+20で、積が+20、和が−9になる二数は何でしょうか。

符号を判断する

積が正なので二数は同じ符号です。和が負なので、両方負です。

20の因数で絶対値の和が9になるのは4と5です。したがって−4と−5を選びます。

x²−9x+20=(x−4)(x−5)

です。

別の例

x²−11x+24では−3と−8です。

=(x−3)(x−8)

展開するとx²−11x+24へ戻ります。

正の場合との対比

x²+9x+20=(x+4)(x+5)
x²−9x+20=(x−4)(x−5)

定数項は同じで、中央の符号がかっこの符号を決めます。

よくある間違いと戻り方

−4と5を選ぶと積が−20になります。積が正なら同符号です。和が負なので両方負と二段階で判断します。

自分で確かめよう

  1. x²−7x+12を因数分解してください。
  2. x²−13x+40を因数分解してください。
  3. 積が正で和が負になる符号を答えてください。
  4. 1を展開して検算してください。

符号を先に予想する

候補を並べる前に「積が正だから同符号、和が負だから両方負」と書きます。数探しと符号判断を分けると、正しい組へ早く絞れます。

次のレッスンへ

次は、積が負になる場合に符号の異なる二数を選び、その差でxの係数を作ります。