LESSON 01

和と差の積

和と差の積を理解しよう

(a+b)(a−b)で中央項が打ち消し合いa²−b²になる理由と、このセクションの学習順を理解します。

和と差の積を理解しよう

このレッスンの役割

和と差の積セクションの入口です。平方の公式を受け、同じ二項で符号だけが反対の積を短く展開します。

おすすめの学び方

二つのかっこの項と符号を対応させます。公式を使う前に、中央の+abと−abが消えることを分配法則で説明してください。

今日の問い

(a+b)(a−b)を展開すると、なぜa²と−b²だけが残るのでしょうか。

四つの積から確かめる

(a+b)(a−b) =a²−ab+ab−b² =a²−b²

中央の−abと+abが打ち消し合います。

具体例

(x+3)(x−3) =x²−9

一般の分配法則ならx²−3x+3x−9です。中間項が0になります。

使える条件

二つのかっこが同じ二項を持ち、片方が和、もう片方が差である必要があります。(a+b)(a−c)にはそのまま使えません。

このセクションの順序

中央項の打ち消し、基本公式、係数を含む式、誤答診断の順に進みます。

よくある間違いと戻り方

(a+b)(a−b)=a²+b²とする誤りがあります。最後の積はb×(−b)=−b²です。四つの積へ戻ります。

自分で確かめよう

  1. (x+5)(x−5)を展開してください。
  2. (a+2)(a−2)を展開してください。
  3. 中央項が消える理由を説明してください。
  4. 公式を使えない形を一つ挙げてください。

平方の公式との違い

同じかっこの二乗では中央項が2abとして残ります。和と差の積では+abと−abになるため消えます。二つの形を並べて区別します。

次のレッスンへ

次は、中央の二項が符号反対で同じ大きさになることを、一行ずつ確かめます。