展開の意味の誤答を診断しよう
このレッスンの役割
展開の意味の仕上げです。誤答を「形と値の混同」「分配漏れ」「同類項の混同」へ分け、戻る段階を選びます。
おすすめの学び方
誤答の最初の行を見つけ、変形前後へ同じ数を代入します。値が違えば、その行で同じ式ではなくなっています。
今日の問い
2(x+3)=2x+3という誤答は、展開後の値をどのように変えてしまうでしょうか。
誤答1 分配漏れ
誤:2(x+3)=2x+3
正:2x+6
x=1なら元の式は8、誤答は5です。式の値が変わっています。
誤答2 積と和の混同
誤:(x+2)(x+3)=x²+6
正しくは四つの積を作り、
x²+3x+2x+6=x²+5x+6
です。
誤答3 同類項の混同
誤:2x²+3x=5x³
x²とxは同類項ではないので、そのままです。
診断の順序
- 元の式は積の形か
- すべての組の積を作ったか
- 符号と次数は正しいか
- 同じ文字・次数だけまとめたか
- 代入して値が一致するか
よくある間違いと戻り方
答えが違うと展開公式だけを覚え直しがちです。積が不足していれば面積図、値が変われば分配法則、項の整理なら同類項へ戻ります。
自分で確かめよう
- 3(x−2)=3x−2を直してください。
- (x+1)(x+4)=x²+4を直してください。
- 2x²+x=3x³の誤りを説明してください。
- x=1を使って2の正しい答えを検算してください。
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次は、二項式どうしの乗法を四つの積、表、同類項整理の順に分け、符号が混ざっても漏れなく展開します。