LESSON 01

平方公式・平方差を使う因数分解

a²+2ab+b²を平方へ戻そう

先頭と最後の平方根を取り、中央項が+2abに一致することを確認して和の完全平方へ因数分解します。

a²+2ab+b²を平方へ戻そう

このレッスンの役割

特殊な因数分解の第2段階です。全体の見通しを受け、和の完全平方だけを確実に見抜きます。

おすすめの学び方

先頭の平方根をA、最後の平方根をBと置き、中央が+2ABかを計算します。三条件が全部そろってから平方へ戻します。

今日の問い

4x²+12x+9を(2x+3)²へ戻すには、中央項をどう確かめればよいでしょうか。

三条件を確認する

先頭:4x²=(2x)²
最後:9=3²
中央:2×2x×3=12x

すべて一致するので、

4x²+12x+9=(2x+3)²

です。

別の例

x²+10xy+25y²

ではA=x、B=5yです。

2AB=2×x×5y=10xy

なので、

=(x+5y)²

です。

完全平方でない例

x²+8x+9では、先頭と最後は平方ですが2×x×3=6xで、中央8xと一致しません。別の方法を考えます。

よくある間違いと戻り方

4x²+12x+9=(4x+3)²と先頭の平方根を誤ることがあります。4x²の平方根は2xです。

自分で確かめよう

  1. x²+6x+9を因数分解してください。
  2. 9a²+12a+4を因数分解してください。
  3. x²+12xy+36y²を因数分解してください。
  4. x²+7x+9が完全平方でない理由を説明してください。

平方根を取る順序

先頭と最後の項をそれぞれ「何の2乗か」と逆算します。係数だけでなく文字の次数も半分にし、その二つから中央項を再計算します。

次のレッスンへ

次は、中央項が−2abになる差の完全平方を見抜きます。