LESSON 01

長い名詞のまとまりを読み解こう

関係詞節と省略された目的格を含む名詞句を読もう

主格・目的格・目的格省略を含む関係詞節の終わりまでを一まとまりにする

関係詞節と省略された目的格を含む名詞句を読もう

このレッスンの役割と目標

このレッスンは5 / 10、長い名詞句の中で関係詞節の始まりと終わりを見抜く段階です。前回は分詞と中心名詞の関係を読みました。今回は主格・目的格・目的格省略の三つを、名詞のまとまり全体の中で扱います。

目標は、関係詞が見える場合も省略されている場合も、関係詞節を最後まで一まとまりとして囲み、主節の骨格へ戻れることです。

おすすめの学び方

まず先行詞へ丸を付けます。次に関係詞節を角かっこで囲み、節の中の主語と動詞を確認します。最後に説明部分を外して主節を読んでください。

例題:二つの動詞を役割で分ける

The student who won the speech contest wants to be a teacher.

  1. 先行詞はstudentです。
  2. who won the speech contestがstudentを説明します。
  3. wonは関係詞節の動詞です。
  4. wantsが主節の動詞です。

区切ると次のようになります。

[The student [who won the speech contest]] wants to be a teacher.

説明を外した骨格はThe student wants to be a teacher.です。

目的格が省略された形

The advice my teacher gave me was helpful.

adviceの直後にmy teacherという別の主語が来ています。my teacher gave me the adviceと戻せるので、目的格のthatまたはwhichが省略されています。

[The advice [(that) my teacher gave me]] was helpful.

見える形 節内の構造 省略
the student who won whoがwonの主語 できない
the book which changed my life whichがchangedの主語 できない
the book (that) I chose Iが主語、bookがchoseの目的語 できる

具体例:節の終わりを見つける

The pictures that my friend took during the trip are on the wall.

関係詞節はthat my friend took during the tripまでです。during the tripもtookへ加わる情報なので、途中で切りません。主節の動詞はareです。

「旅行中に友達が撮った写真が、壁にあります」と読みます。

よくある間違い

英文に動詞が二つ以上あると、最初の動詞を主節動詞だと決めることがあります。しかし関係詞の後ろにある動詞は、先行詞を説明する節の中にいる場合があります。

また、目的格関係詞が省略されると、説明の開始を見落としやすくなります。名詞の直後に主語+動詞が続き、その動詞の目的語が空いていないか確かめてください。

自分で確かめよう

確認1:The girl who lives next door plays tennis.の主節の骨格を書いてください。`The girl plays tennis.`です。who lives next doorはgirlを説明します。
確認2:the song we heard yesterdayに省略された関係詞を補えてください。`the song that/which we heard yesterday`です。weが節内の主語です。
確認3:The bag that I bought in Kyoto is very useful.で関係詞節はどこまでですか。`that I bought in Kyoto`までです。主節の動詞はisです。

まとめと次の一歩

先行詞、関係詞節、主節を分ければ、動詞が複数あっても骨格を保てます。次は、説明語がどの名詞へかかるか迷う文を、位置・文法・意味の三つから判断します。

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