中心名詞の前後を区切って説明の範囲を見よう
このレッスンの役割と目標
このレッスンは2 / 10、中心名詞を見つけたあとに、名詞のまとまり全体の範囲を決める段階です。前回は「何の話か」を示す中心名詞を探しました。今回は前からの説明、中心名詞、後ろからの説明へ区切ります。
目標は、長い主語や目的語の途中で文を切らず、主節の動詞が始まる位置を見分けられることです。
おすすめの学び方
英文へ次の印を付けます。
- 中心名詞を○で囲む
- 前からの説明を左のかっこへ入れる
- 後ろからの説明を右のかっこへ入れる
- まとまり全体を大きな角かっこで囲む
例題:主語の終わりはどこか
The young player with a red cap is my brother.
[The young player with a red cap] is my brother.
| 部分 | 働き |
|---|---|
| The young | playerを前から説明 |
| player | 中心名詞 |
| with a red cap | playerを後ろから説明 |
| is | 主節の動詞 |
withの後ろにあるcapで主語が終わります。isは説明部分の動詞ではなく、文全体の主語と結びつく主節の動詞です。
まとまりを切る手順
- 文の中心になりそうな動詞を探します。
- その動詞の前で「誰が・何が」に当たる中心名詞を探します。
- 中心名詞の前後に付く説明をまとめます。
- 説明を外し、短い骨格が文として成立するか確かめます。
例:The pictures taken in Kyoto are on the wall.
[The pictures taken in Kyoto] are on the wall.
説明を外すとThe pictures are on the wall.です。この文が成立するので、takenは主節の動詞ではなく、picturesを説明する過去分詞だと分かります。
具体例:目的語の範囲
I read the book about a scientist from Japan.
主節の骨格はI read the book.です。ただし実際の目的語は[the book about a scientist from Japan]という長いまとまりです。
ここでfrom Japanがbookを説明するのかscientistを説明するのかは、位置と意味を合わせて考えます。少なくともreadの目的語全体がどこまでかは、文の骨格から判断できます。
よくある間違い
名詞を見つけるたびにまとまりを終えると、The girl with a camera takes good pictures.でcameraを主語だと誤解しやすくなります。with a cameraは前置詞句で、girlを説明する部分です。主節の骨格はThe girl takes good pictures.です。
「名詞が出たら文の主語」という決め方ではなく、前置詞・分詞・関係詞が説明を始めていないかを確認します。
自分で確かめよう
確認1:The dog under the table is sleeping.の長い主語を角かっこで示してください。
`[The dog under the table]`です。is sleepingが主節の動詞です。確認2:The cake made by Ken looks delicious.で主節の動詞はmadeとlooksのどちらですか。
looksです。made by Kenはcakeを説明します。確認3:We visited the museum near the station.の目的語全体を示してください。
`[the museum near the station]`です。中心名詞はmuseumです。まとめと次の一歩
中心名詞と説明を大きな一まとまりにすると、主節の動詞を見失いません。次は、前置詞句とto不定詞が同じ名詞へ重なる形を読みます。
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