疑問詞が表す不足情報を見分けよう
このレッスンの役割と目標
このレッスンは3 / 10、間接疑問を作る前提として、疑問詞が何の情報を求めるかを整理する段階です。前回は文全体の目的を見分けました。
目標は、文中で不足している情報を考え、who・what・which・when・where・why・howから適切な疑問詞を選べることです。
おすすめの学び方
日本語の一語だけで対応させず、答えに何が入るかを想像します。「人」「物・内容」「選択」「時」「場所」「理由」「方法・状態」のどれかを決めてください。
疑問詞の見取り図
| 疑問詞 | 求める情報 | 答えの例 |
|---|---|---|
| who | 人 | Ms. Sato |
| what | 物・内容・出来事 | a new rule |
| which | 限られた選択肢 | the blue one |
| when | 時 | next Monday |
| where | 場所 | at the library |
| why | 理由 | because I was sick |
| how | 方法・状態・程度 | by train / very well |
例題:不足情報から選ぶ
I don't know ( ) she chose this book.
「彼女がこの本を選んだ何を」ではなく、「なぜ選んだか」という理由が不足しています。答えにbecause it looked interestingが入りそうなのでwhyを選びます。
I don't know why she chose this book.
次にPlease tell me ( ) bus goes to the museum.では、目の前の複数のバスから一つを選ぶのでwhichです。
whatとwhichの違い
whatは選択肢が特に限られていないときに使います。whichは「この中のどれ」という範囲が意識されます。
- I don't know what I should read.:何を読むべきか分からない
- I don't know which book I should read.:どの本を読むべきか分からない
whyとhowの違い
whyは理由、howは方法や状態です。
- Tell me why you came here.:なぜ来たのか
- Tell me how you came here.:どうやって来たのか
答えがbecauseで始まりそうならwhy、by trainなど方法を答えそうならhowが手がかりです。
よくある間違い
日本語の「どうして」と「どうやって」をどちらもhowにする間違いがあります。疑問詞は日本語の表面ではなく、求める答えの種類で選びます。
また、選択肢があるのにwhatだけを使うと、問いの範囲が伝わりにくい場合があります。
自分で確かめよう
確認1:I remember ( ) we first met.に入る疑問詞は何ですか。
whenです。「初めて会った時」という時の情報を表します。確認2:Do you know ( ) he solved the problem?で「どのように」をたずねるなら何ですか。
howです。解いた方法を求めます。確認3:Please tell me ( ) of these bags is yours.に入る語は何ですか。
whichです。these bagsという限られた選択肢から選びます。まとめと次の一歩
疑問詞は、答えとして不足している情報の種類で選びます。次は、疑問詞以下のまとまり全体がknowなどの動詞の目的語になる構造を読みます。
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