区切り方と係り先の誤りを見つけて直そう
このレッスンの役割と目標
このレッスンは9 / 10、長い名詞句の読み方を誤答分析で安定させる段階です。前回までの技能を使い、どこで分析が最初にずれたかを見つけます。
目標は、誤りを「訳が変」とだけ言わず、中心名詞、範囲、係り先、主節動詞のどの判断を直せばよいか説明できることです。
おすすめの学び方
正解を見て書き直す前に、誤分析の最初の一手へ印を付けます。そこへ戻ると、後ろに続く複数の間違いをまとめて直せます。
例題1:主節動詞を取り違えた
文:The students studying in the library need more time.
誤分析:studyingが主節動詞で、libraryが目的語である。
修正:studying in the libraryはstudentsを説明する現在分詞句です。長い主語は[The students studying in the library]、主節動詞はneedです。
骨格はThe students need more time.となります。
例題2:中心名詞を取り違えた
文:The color of the flowers in this picture is beautiful.
誤分析:flowersが複数だから、主節動詞はareである。
修正:主語の中心名詞はcolorです。of the flowersとin this pictureは説明部分なので、主節動詞は単数のisです。
例題3:省略された関係詞を見落とした
文:The message my friend sent yesterday surprised me.
誤分析:messageのあとからmy friend sent yesterday surprised meという別の文が始まる。
修正:messageの直後に主語my friend+動詞sentがあり、sentの目的語が空いています。The message [(that) my friend sent yesterday] surprised me.と区切ります。
| 症状 | 最初に確かめる場所 | 戻る技能 |
|---|---|---|
| 動詞が余る | 説明部分と主節動詞 | 長い主語 |
| 単数・複数が合わない | 主語の中心名詞 | 中心名詞 |
| 名詞+主語が衝突する | 目的格関係詞の省略 | 関係詞節 |
| 意味が不自然 | 説明の係り先 | 位置・文法・意味 |
よくある間違い
日本語訳を先に作り、その訳へ英語を無理に合わせると、最初の構造判断を見直せません。訳が不自然なときほど、単語の意味を替える前に、中心名詞と主節動詞を取り直してください。
また、一つの誤答から「英語が全部分からない」と考える必要はありません。誤りの種類が分かれば、戻るレッスンも一つに絞れます。
自分で確かめよう
確認1:The box of books was heavy.でbooksに合わせてwereとする考えを直してください。
主語の中心名詞はboxで単数です。of booksはboxを説明するのでwasが正しいです。確認2:The boy wearing a blue jacket runs fast.で主節動詞は何ですか。
runsです。wearing a blue jacketはboyを説明します。確認3:The movie we watched last night was exciting.に省略された語と主節動詞を答えてください。
thatまたはwhichが省略されています。主節動詞はwasです。まとめと次の一歩
誤分析は、中心名詞、範囲、係り先、主節動詞のどこで始まったかを特定して直します。次は入試型の英文で四つの判断を統合し、このセクションの到達度を確認します。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。