LESSON 01

長い名詞のまとまりを読み解こう

区切り方と係り先の誤りを見つけて直そう

中心名詞・範囲・係り先・主節動詞の誤分析を診断して修正する

区切り方と係り先の誤りを見つけて直そう

このレッスンの役割と目標

このレッスンは9 / 10、長い名詞句の読み方を誤答分析で安定させる段階です。前回までの技能を使い、どこで分析が最初にずれたかを見つけます。

目標は、誤りを「訳が変」とだけ言わず、中心名詞、範囲、係り先、主節動詞のどの判断を直せばよいか説明できることです。

おすすめの学び方

正解を見て書き直す前に、誤分析の最初の一手へ印を付けます。そこへ戻ると、後ろに続く複数の間違いをまとめて直せます。

例題1:主節動詞を取り違えた

文:The students studying in the library need more time.

誤分析:studyingが主節動詞で、libraryが目的語である。

修正:studying in the libraryはstudentsを説明する現在分詞句です。長い主語は[The students studying in the library]、主節動詞はneedです。

骨格はThe students need more time.となります。

例題2:中心名詞を取り違えた

文:The color of the flowers in this picture is beautiful.

誤分析:flowersが複数だから、主節動詞はareである。

修正:主語の中心名詞はcolorです。of the flowersとin this pictureは説明部分なので、主節動詞は単数のisです。

例題3:省略された関係詞を見落とした

文:The message my friend sent yesterday surprised me.

誤分析:messageのあとからmy friend sent yesterday surprised meという別の文が始まる。

修正:messageの直後に主語my friend+動詞sentがあり、sentの目的語が空いています。The message [(that) my friend sent yesterday] surprised me.と区切ります。

症状 最初に確かめる場所 戻る技能
動詞が余る 説明部分と主節動詞 長い主語
単数・複数が合わない 主語の中心名詞 中心名詞
名詞+主語が衝突する 目的格関係詞の省略 関係詞節
意味が不自然 説明の係り先 位置・文法・意味

よくある間違い

日本語訳を先に作り、その訳へ英語を無理に合わせると、最初の構造判断を見直せません。訳が不自然なときほど、単語の意味を替える前に、中心名詞と主節動詞を取り直してください。

また、一つの誤答から「英語が全部分からない」と考える必要はありません。誤りの種類が分かれば、戻るレッスンも一つに絞れます。

自分で確かめよう

確認1:The box of books was heavy.でbooksに合わせてwereとする考えを直してください。主語の中心名詞はboxで単数です。of booksはboxを説明するのでwasが正しいです。
確認2:The boy wearing a blue jacket runs fast.で主節動詞は何ですか。runsです。wearing a blue jacketはboyを説明します。
確認3:The movie we watched last night was exciting.に省略された語と主節動詞を答えてください。thatまたはwhichが省略されています。主節動詞はwasです。

まとめと次の一歩

誤分析は、中心名詞、範囲、係り先、主節動詞のどこで始まったかを特定して直します。次は入試型の英文で四つの判断を統合し、このセクションの到達度を確認します。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。