中心名詞から不定詞までを区切って読もう
このレッスンの役割と目標
このレッスンは6 / 10、理解した関係を読解手順へ変える段階です。前回までに、目的語・動作主・意味関係・前置詞の有無を確認しました。今回は長めの文でも、中心名詞と不定詞を一つのまとまりとして切り出します。
目標は、文の中心の動詞と不定詞を取り違えず、「骨格→名詞の説明」の順で読めることです。
おすすめの学び方
初めから日本語へ訳しません。まず主語と文の中心の動詞に下線を引き、次に名詞の後ろへ説明のかっこを付けます。
読解の三段階
The students found a quiet place to study after school.
| 段階 | 見る部分 | 分かること |
|---|---|---|
| 1 | The students found ... | 生徒たちが何かを見つけた |
| 2 | a quiet place [to study] | 見つけたのは勉強する静かな場所 |
| 3 | after school | 放課後という時の情報 |
文の中心の動詞はfoundです。studyはtoに続く動詞で、placeを説明しています。The students foundだけで骨格を先に取ると、studyを二つ目の述語と誤解しません。
例題:説明をいったん外す
My brother gave me an interesting book to read on the train.
to readをいったん外すと、骨格はMy brother gave me an interesting book.です。- 中心名詞bookへ
to readを戻し、an interesting book [to read]とします。 on the trainは読む場所とも、渡した場所とも考えられます。文脈がない場合は両方を候補に残します。- 自然な一例は「兄は私に、電車で読む面白い本をくれました」です。
説明を外しても文の骨格が残ることが、to readがbookの修飾だと判断する手がかりになります。
名詞的・副詞的なtoとの違いを必要な範囲で見る
| 文 | to以下の役割 |
|---|---|
| I want to read this book. | wantの内容 |
| I went to the library to read. | wentの目的 |
| I need a book to read. | bookの説明 |
このセクションでは三つの用法名を暗記することより、「to以下は何に接続しているか」を見ます。名詞の直後で「どんな名詞か」を答えるなら後置修飾です。
よくある間違い
文に動詞らしい語が複数あると、すべてを同じ強さで左から訳しがちです。まず時制を持つ中心の動詞を一つ見つけ、to+動詞はどこへ接続するかを後から判断します。
自分で確かめよう
確認1:We have several problems to solve today.の文の中心の動詞は何ですか。
`have`です。`to solve`はproblemsを説明します。確認2:several problems to solveをかっこで区切ってください。
`several problems [to solve]`です。確認3:I went outside to play.のto playはoutsideという名詞を説明していますか。
いいえ。outsideはここでは中心名詞ではなく、to playは「遊ぶために」とwentの目的を表します。まとめと次の一歩
長い文は、中心の動詞で骨格を取り、名詞+不定詞を一箱にして意味を足します。次は形容詞や前置詞句も重なった長い名詞句を読みます。
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