I wishと現在の仮定の到達診断
このレッスンの役割と目標
このレッスンは10 / 10、セクションの出口です。現実との距離、I wish+過去形、were、could、事実推測、If I were you、if+過去形+would/could、現実条件との区別、誤答修正を統合します。
目標は、仮定表現を形だけでなく現実との関係から説明し、次の複雑な文の骨格分析へ進めるか判断することです。
おすすめの学び方
各文で「願い・仮定」「想像上の結果」「今の現実」を書きます。過去形を見たら、時間の過去か現実からの距離かを文脈で判断してください。
例題:I wishの意味を読み取る
I wish I could spend more time with my family.
couldは現在できないことへの願いです。現実は、家族と過ごす時間を十分に取れないことです。
「家族ともっと時間を過ごせればいいのに」と読みます。
例題:入試型の仮定文
If our town had a larger library, more students could find a quiet place to study.
- if節はhadという過去形です。
- 主節はcould findです。
- 現在、町には十分に大きな図書館がないことが示唆されます。
- 大きな図書館があると仮定すれば、より多くの生徒が静かな学習場所を見つけられるという意味です。
到達チェック
| 技能 | できている状態 |
|---|---|
| 考え方 | 過去形を現実からの距離として説明できる |
| I wish | 過去形・were・couldを選べる |
| 現実推測 | 願いの反対側にある事実を言える |
| 助言 | If I were you+wouldを作れる |
| 仮定条件 | if+過去形+would/couldを作れる |
| 比較 | 現実条件と仮定条件を選び分けられる |
よくある間違い
wouldやcouldを「過去」とだけ訳すと、今の想像を読み取れません。I wish、if+過去形、現在の文脈がそろっているかを確認します。
また、現在の願いと過去の後悔は同じ形ではありません。このコースでは現在の願い・仮定を完成させます。
自分で確かめよう
確認1:「もっと時間があれば、その活動に参加するのに」を英語にしてください。
`If I had more time, I would join the activity.`です。確認2:I wish she were here.が表す現実は何ですか。
現在、彼女はここにいないという現実です。確認3:If it rains tomorrow, we will stay home.とIf it were sunny now, we would go out.の違いを説明してください。
前者は起こり得る未来条件、後者は今の事実と異なる仮定です。確認4:If I were you, I wouldn't give up.はどんな働きの文ですか。
相手の立場を想像して「私ならあきらめない」と助言する文です。診断結果から戻る場所
| つまずき | 戻るレッスン |
|---|---|
| 過去形の意味が曖昧 | 1 |
| wishの形で迷う | 2〜4 |
| 現実を読み取れない | 5 |
| 助言・仮定文で迷う | 6・7 |
| 現実条件との区別・修正で止まる | 8・9 |
まとめと次の一歩
I wishと仮定表現は、現在の現実から距離を置いた願い・想像を表します。次は後置修飾、間接疑問、if、仮定が重なる文を、主節の骨格から読み解きます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。