文脈から前置詞句の接続先を決めよう
このレッスンの役割と目標
複数の前置詞句を中心名詞へつなぎました。しかし前置詞句は、名詞を説明する場合と、動詞の場所・手段などを説明する場合があります。
目標は、形だけで決めず、二つの読みを作ってから文脈に合う接続先を選ぶことです。
二つの読みを比べる
I saw the man with binoculars.
| 接続先 | 意味 |
|---|---|
| the man [with binoculars] | 双眼鏡を持つ男性を見た |
| saw [with binoculars] | 双眼鏡を使って男性を見た |
文だけでは両方が可能です。前にHe was holding them.とあればmanの特徴、The man was far away.とあれば見る手段が自然かもしれません。
例題:絵や後続文を根拠にする
Mika took a picture of the bird in the tree.
後にIt was sitting on a high branch.とあれば、in the treeはbirdを説明します。後続のItがbirdを受け、木にいることを裏づけるからです。
判断の手順
- 前置詞句を一まとまりにする。
- 直前の名詞へつなぐ読みを作る。
- 文の動詞へつなぐ読みも作る。
- 前後の語句・絵・常識的な場面を根拠に選ぶ。
よくある間違い
名詞の直後だから必ず名詞修飾、文末だから必ず動詞修飾と決めることがあります。語順は手掛かりですが、決定は意味と文脈で行います。
自分で確かめよう
確認1:I met the girl at the station. のat the stationにはどんな二つの読みがありますか。
駅にいるgirlを指す読みと、駅でmetした場所を示す読みです。確認2:接続先を確定する根拠を三つ挙げてください。
前後の文、図や場面、意味の自然さです。確認3:曖昧さが残る文を無理に一つへ決めてよいですか。
いいえ。文脈がなければ二通り可能だと認めることも正確な読みです。まとめと次の一歩
前置詞句は名詞にも動詞にもつながります。候補を作り、文脈を根拠に選びます。次は位置・まとまり・接続先の誤りを直します。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。