LESSON 01

長い名詞のまとまりを読み解こう

前置詞句と不定詞が重なる名詞のまとまりを読もう

前置詞句とto不定詞が同じ中心名詞を説明する形を区切って読む

前置詞句と不定詞が重なる名詞のまとまりを読もう

このレッスンの役割と目標

このレッスンは3 / 10、二種類の後置修飾を同じ名詞のまとまりで扱う段階です。前回は中心名詞と説明の範囲を区切りました。今回は前置詞句とto不定詞が続いても、それぞれが何を説明するかを整理します。

目標は、a place for children to playのような表現を、中心名詞 → 前置詞句 → 不定詞の順に組み立てて読めることです。

おすすめの学び方

左から一気に訳さず、中心名詞を先に読みます。そのあと、後ろの短いかたまりを一つずつ足します。

例題:説明を一段ずつ足す

a quiet place for children to read books

  1. 中心名詞はplaceです。
  2. quietが前から「静かな」と説明します。
  3. for childrenが「子どもたちのための」と説明します。
  4. to read booksが「本を読むための」とplaceの用途を説明します。
読む段階 英語 意味
1 a place ある場所
2 a quiet place 静かな場所
3 a quiet place for children 子どもたちのための静かな場所
4 a quiet place for children to read books 子どもたちが本を読むための静かな場所

このように、中心へ説明を順番に重ねると、語順が日本語と違っても迷いにくくなります。

どの語を説明しているか

something cold to drink after practice

中心はsomethingです。coldは前からではなく、somethingの後ろで「冷たいもの」と説明します。to drinkは「飲むための」、after practiceは「練習のあとに」という情報を加えます。

自然な意味は「練習のあとに飲む冷たいもの」です。語順どおりに単語を日本語へ置き換えるより、まとまり同士の関係をつかむことが大切です。

具体例:不定詞の主語を考える

a book for beginners to understand English grammar

to understandの動作をするのはbeginnersです。for beginnersは単なる利用者の説明に見えて、後ろの不定詞の意味上の主語にもなっています。

ただし、このレッスンでは不定詞の全用法を分類しません。「誰が何をするための何か」という関係を読み取れれば十分です。

よくある間違い

toの直前にある名詞だけへ不定詞を結びつけると、a place for children to playを「遊ぶ子どもたちのための場所」のように不自然に切ることがあります。中心名詞placeの用途をto playが示し、childrenは遊ぶ人を示します。

迷ったら「何のためのplaceか」「誰がplayするか」という二つの問いに分けます。

自分で確かめよう

確認1:a box for old books to be storedの中心名詞は何ですか。boxです。for old booksとto be storedがboxの用途を詳しくします。
確認2:something interesting to talk aboutを自然な日本語にしてください。「話題にできる何かおもしろいこと」などです。中心はsomethingです。
確認3:a chance for us to help othersで、helpするのは誰ですか。usです。「私たちが他の人を助ける機会」です。

まとめと次の一歩

前置詞句と不定詞が重なっても、中心名詞へ説明を一段ずつ足せば読めます。次は、現在分詞と過去分詞を「動作をする側・受ける側」の関係で読み分けます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。