前置詞句と不定詞が重なる名詞のまとまりを読もう
このレッスンの役割と目標
このレッスンは3 / 10、二種類の後置修飾を同じ名詞のまとまりで扱う段階です。前回は中心名詞と説明の範囲を区切りました。今回は前置詞句とto不定詞が続いても、それぞれが何を説明するかを整理します。
目標は、a place for children to playのような表現を、中心名詞 → 前置詞句 → 不定詞の順に組み立てて読めることです。
おすすめの学び方
左から一気に訳さず、中心名詞を先に読みます。そのあと、後ろの短いかたまりを一つずつ足します。
例題:説明を一段ずつ足す
a quiet place for children to read books
- 中心名詞はplaceです。
- quietが前から「静かな」と説明します。
- for childrenが「子どもたちのための」と説明します。
- to read booksが「本を読むための」とplaceの用途を説明します。
| 読む段階 | 英語 | 意味 |
|---|---|---|
| 1 | a place | ある場所 |
| 2 | a quiet place | 静かな場所 |
| 3 | a quiet place for children | 子どもたちのための静かな場所 |
| 4 | a quiet place for children to read books | 子どもたちが本を読むための静かな場所 |
このように、中心へ説明を順番に重ねると、語順が日本語と違っても迷いにくくなります。
どの語を説明しているか
something cold to drink after practice
中心はsomethingです。coldは前からではなく、somethingの後ろで「冷たいもの」と説明します。to drinkは「飲むための」、after practiceは「練習のあとに」という情報を加えます。
自然な意味は「練習のあとに飲む冷たいもの」です。語順どおりに単語を日本語へ置き換えるより、まとまり同士の関係をつかむことが大切です。
具体例:不定詞の主語を考える
a book for beginners to understand English grammar
to understandの動作をするのはbeginnersです。for beginnersは単なる利用者の説明に見えて、後ろの不定詞の意味上の主語にもなっています。
ただし、このレッスンでは不定詞の全用法を分類しません。「誰が何をするための何か」という関係を読み取れれば十分です。
よくある間違い
toの直前にある名詞だけへ不定詞を結びつけると、a place for children to playを「遊ぶ子どもたちのための場所」のように不自然に切ることがあります。中心名詞placeの用途をto playが示し、childrenは遊ぶ人を示します。
迷ったら「何のためのplaceか」「誰がplayするか」という二つの問いに分けます。
自分で確かめよう
確認1:a box for old books to be storedの中心名詞は何ですか。
boxです。for old booksとto be storedがboxの用途を詳しくします。確認2:something interesting to talk aboutを自然な日本語にしてください。
「話題にできる何かおもしろいこと」などです。中心はsomethingです。確認3:a chance for us to help othersで、helpするのは誰ですか。
usです。「私たちが他の人を助ける機会」です。まとめと次の一歩
前置詞句と不定詞が重なっても、中心名詞へ説明を一段ずつ足せば読めます。次は、現在分詞と過去分詞を「動作をする側・受ける側」の関係で読み分けます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。