用途・必要・内容の関係を文脈から選ぼう
このレッスンの役割と目標
このレッスンは4 / 10、名詞と不定詞の意味を文脈で整える段階です。これまで、中心名詞が不定詞の目的語になる関係と、動作主になる関係を学びました。今回は、time to studyやa way to learnのように、一語の直訳だけでは関係を決めにくい表現を扱います。
目標は、名詞と不定詞の間へ自然な日本語を補い、文全体に合う意味を選べることです。
おすすめの学び方
「toは必ず〜するための」と暗記しません。中心名詞が何を表すか、不定詞がどんな内容を加えるかを見て、日本語を整えます。
関係にはいくつかの読み方がある
| 英語 | 関係の見方 | 自然な日本語 |
|---|---|---|
| time to study | studyするために使う時間 | 勉強する時間 |
| work to do | doの対象となるwork | するべき仕事 |
| a chance to speak | speakできる機会 | 話す機会 |
| a way to solve it | solveする方法 | それを解く方法 |
日本語の「ための」「べき」「できる」「という」を選ぶことはありますが、英語の形はどれも「名詞+to+動詞」です。訳語のラベルより、名詞と動作の実際の関係が大切です。
例題:文脈に合う意味を選ぶ
This is a good chance to practice English.
- 中心名詞は
chanceです。 to practice Englishがchanceの内容を示します。- chanceは「機会」なので、「英語を練習するための機会」より「英語を練習するよい機会」が自然です。
次に、I have no time to practice English.なら、中心名詞はtimeで、「英語を練習する時間がない」と読みます。同じto practiceでも、前の名詞に合わせて日本語を整えます。
意味を選ぶ三つの問い
- 中心名詞は何か。
- 不定詞の動作と中心名詞は、だれ・何・いつ・方法・機会のどの関係か。
- 文全体の場面に合う日本語は何か。
この三つを通ると、toだけを見て機械的に訳す誤りを防げます。
よくある間違い
すべてを「〜するための」と訳すと、意味は大きく外れなくても不自然な日本語になり、関係を理解できているか分かりません。a promise to returnは「戻るための約束」より「戻るという約束」の方が自然です。中心名詞の意味を使って訳を選びます。
自分で確かめよう
確認1:a plan to visit Kyotoを自然な日本語にしてください。
「京都を訪れる計画」です。planの内容をto以下が示します。確認2:something to eatでは、somethingとeatはどんな関係ですか。
somethingがeatの目的語になる関係です。「食べるもの」と読みます。確認3:We had a chance to talk.を自然に訳してください。
「私たちには話す機会がありました」です。まとめと次の一歩
名詞+不定詞の訳し方は一つではなく、中心名詞と動作の関係、そして文脈から選びます。次はa house to live inのように、不定詞の最後へ前置詞が必要な形を扱います。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。