LESSON 01

日本語と英語の語順を比べよう

語順は文の意味を組み立てる設計図

英語では語の位置が誰・動作・相手の関係を示すと説明する

語順は文の意味を組み立てる設計図

このレッスンの役割

これまで音と語彙を学び、英単語を読んだり場面に合う表現を選んだりしてきました。ここからは、知っている語を文として組み立てます。

このレッスンの目標は、英語では語の位置が「だれが・何をする・何に」を示し、語順が変わると意味も変わると説明できることです。主語や目的語という用語の暗記はまだ必要ありません。

例で語順の働きを見よう

次の二文には同じ三語が使われています。

  • Ken likes Emi.
  • Emi likes Ken.

使われている語は同じですが、意味は同じではありません。先頭に置かれた人が「好きだと思っている人」、likes の後ろに置かれた人が「好かれている人」です。

英語の三つの位置と役割 先頭にだれが、中央にする、後ろに何をまたはだれを置くと関係が決まる図 だれがKen最初の位置 するlikes次の位置 だれをEmi後ろの位置

英語の語順は、単語を見栄えよく並べる規則ではありません。語と語の関係を読み手や聞き手へ伝える設計図です。日本語を一語ずつ英語へ置き換えるだけでは、この設計図が作れません。

よくある間違い

「単語の意味が全部分かれば文の意味も分かる」と考えると、だれが動作をしたかを逆にします。単語を見た後は、必ず位置と関係を見ます。

自分で確かめよう

確認1:Ken likes Emi.で好きだと思っている人はだれですか最初の位置にいるKenです。
確認2:同じ語を使えば、順番が変わっても意味は同じですかいいえ。英語では位置が役割を示すため、意味が変わります。
確認3:語順を設計図と呼ぶのはなぜですかだれが何をするかという語の関係を示すからです。

まとめと次の一歩

英語の語順は、語の役割と関係を決める設計図です。次は日本語と英語の文を、まず意味のまとまりへ分けます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。