語順は文の意味を組み立てる設計図
このレッスンの役割
これまで音と語彙を学び、英単語を読んだり場面に合う表現を選んだりしてきました。ここからは、知っている語を文として組み立てます。
このレッスンの目標は、英語では語の位置が「だれが・何をする・何に」を示し、語順が変わると意味も変わると説明できることです。主語や目的語という用語の暗記はまだ必要ありません。
例で語順の働きを見よう
次の二文には同じ三語が使われています。
- Ken likes Emi.
- Emi likes Ken.
使われている語は同じですが、意味は同じではありません。先頭に置かれた人が「好きだと思っている人」、likes の後ろに置かれた人が「好かれている人」です。
英語の語順は、単語を見栄えよく並べる規則ではありません。語と語の関係を読み手や聞き手へ伝える設計図です。日本語を一語ずつ英語へ置き換えるだけでは、この設計図が作れません。
よくある間違い
「単語の意味が全部分かれば文の意味も分かる」と考えると、だれが動作をしたかを逆にします。単語を見た後は、必ず位置と関係を見ます。
自分で確かめよう
確認1:Ken likes Emi.で好きだと思っている人はだれですか
最初の位置にいるKenです。確認2:同じ語を使えば、順番が変わっても意味は同じですか
いいえ。英語では位置が役割を示すため、意味が変わります。確認3:語順を設計図と呼ぶのはなぜですか
だれが何をするかという語の関係を示すからです。まとめと次の一歩
英語の語順は、語の役割と関係を決める設計図です。次は日本語と英語の文を、まず意味のまとまりへ分けます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。