LESSON 01

日本語と英語の語順を比べよう

日本語は助詞で役割を示すと気づこう

は・が・をなどが語の役割を支える基本を比較材料として使う

日本語は助詞で役割を示すと気づこう

このレッスンの役割

文を意味のまとまりへ分けました。ここでは日本語の「は・が・を」などが、まとまりの役割を示す手がかりになると確認します。

目標は、日本語と英語の違いを比べるために、助詞の前のまとまりが「だれが」「何を」などのどの役割か判断できることです。日本語文法の全体系は扱いません。

例で助詞の手がかりを見よう

「犬が猫を追いかける」を見ます。

  • 犬が:動作をする側
  • 猫を:動作を受ける側
  • 追いかける:動作

「猫を犬が追いかける」と順番を少し動かしても、助詞が残っているため基本の関係を読み取れます。ただし、どんな並べ方でも同じ自然さになるわけではありません。日本語にもよく使われる順番や、強調による違いがあります。

日本語の形 この例での手がかり 英語へ移すときに考える箱
犬が 動作をする側 だれが
猫を 動作を受ける側 何を・だれを
追いかける 動作 する

助詞と英単語を一対一で暗記しないことも大切です。「は」は必ず一つの英語になるわけではなく、英語では語の位置や文全体の形で役割を示します。

日本語文から英語文を作るときは、助詞を消す前に、その助詞が教えてくれた役割へラベルを付けます。犬が = だれが猫を = だれを と決めてから英語の位置へ動かします。

よくある間違い

「日本語は順番が自由だから語順がない」と考えるのは正確ではありません。また、「を = 英語の特定の一語」と置き換えるのも誤りです。ここで使うのは、助詞が役割を見つける手がかりになるという点です。

自分で確かめよう

確認1:「鳥が虫を食べる」で動作をする側はどれですか「が」が付いた鳥です。
確認2:日本語は語をどの順番にしても同じですかいいえ。助詞が役割を支えますが、自然な順序や強調の違いがあります。
確認3:「を」を一つの英単語へ置き換えますか置き換えません。「何を・だれを」の役割を見つける手がかりにします。

まとめと次の一歩

日本語では助詞が語の役割を見つける手がかりになります。次は、助詞が少ない英語が位置で役割を示すことを確かめます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。