読解で代名詞が指す人・物を追おう
このレッスンの役割
文中の位置から代名詞の形を選べるようになりました。ここでは高校受験の読解で、he、it、theyなどが誰・何を指すかを確かめます。
目標は、数・人称・意味・文脈の四つを使い、代名詞の指示対象を根拠つきで特定できることです。
例で候補をしぼろう
Mika has a brother. He lives in Osaka, but Mika visits him every summer.
最初のHeは一人の男性を指すのでa brotherが候補です。後ろのhimも目的格ですが、指す相手は同じbrotherです。Mikaは女性なのでHeの候補になりません。
| 手がかり | 確認すること |
|---|---|
| 数 | it・he・sheは単数、theyは複数 |
| 人称・性別 | he・sheが人物と合うか |
| 文中の役割 | heかhimかは位置で変わる |
| 意味 | その人・物が動作できるか |
Ken put the books in a box because they were heavy. のtheyは複数なのでthe booksが有力です。a boxは単数で、意味も「本が重いから箱に入れた」が自然です。
近い名詞だけで決めない
代名詞は直前の名詞を指すことが多いですが、必ずではありません。数や意味が合わなければ、さらに前へ戻ります。指示対象を代名詞の位置へ実際に入れ、文全体が自然か確認します。
よくある間違い
heだから直前の男性、itだから直前の物と機械的に決めないでください。複数候補がある場合は、前後の動作や話題の中心まで読みます。
自分で確かめよう
確認1:Aya bought a camera. She uses it every day.のSheとitは何ですか
SheはAya、itはa cameraを指します。確認2:The students opened the windows because they were hot.のtheyは誰ですか
暑いと感じるthe studentsです。確認3:指示対象を確かめる最後の方法は何ですか
候補の名詞を代名詞の位置へ戻し、数と意味が自然か読むことです。まとめと次の一歩
数・人称・位置・意味から代名詞の指示対象を追えました。次は人称代名詞の誤りを原因別に診断し、名詞・冠詞・複数形へ進みます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。