LESSON 01

日本語と英語の語順を比べよう

文を意味のまとまりへ分けよう

短文を誰・動作・相手やものの意味単位へ分ける

文を意味のまとまりへ分けよう

このレッスンの役割

語順が語の関係を示すと分かりました。ここでは並べ替える前に、伝えたい文を「だれが・する・何を」の意味のまとまりへ分けます。

目標は、短い日本語文と英文を三つほどの意味単位へ分け、各まとまりが何を表すか言えることです。単語数を数える練習ではありません。

例で意味のまとまりを見つけよう

「私の兄は/サッカーを/します。」を考えます。

意味の問い まとまり 英語で使う候補
だれが 私の兄は my brother
する します plays
何を サッカーを soccer

日本語では「サッカーを」が「します」より前にあります。英語では My brother / plays / soccer. と、動作を先に置きます。大切なのは、日本語の文字を後ろから英訳することではなく、意味の箱を作ってから英語の順へ置くことです。

まとまりは必ず一語とは限りません。my brother は二語ですが、「だれが」の一まとまりです。after school も二語で、「いつ」の一まとまりになります。文字の空白だけで区切るのではなく、まとまり全体が何を答えるか考えます。

手順は三つです。

  1. 文で起きていることを一度イメージする。
  2. 「だれが」「する」「何を」の問いを当てる。
  3. 答えになる語のまとまりを囲む。

よくある間違い

一語ずつ別の箱へ入れると、my brother のようなまとまりが壊れます。また、日本語の「は」「を」だけを英単語に置き換えようとしても文にはなりません。助詞を含むまとまり全体の役割を見ます。

自分で確かめよう

確認1:my brotherは何語で、意味のまとまりはいくつですか二語ですが、「だれが」を表す一まとまりです。
確認2:「私は本を読みます」の三つの箱は何ですか私は/読みます/本を、という「だれが・する・何を」です。
確認3:文を空白だけで分ければよいですかいいえ。何を表すまとまりかを意味から判断します。

まとめと次の一歩

文を意味の箱へ分けると、日本語の順番をそのまま写さずに済みます。次は、日本語では助詞が役割を示すことを比較材料として確認します。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。