文を意味のまとまりへ分けよう
このレッスンの役割
語順が語の関係を示すと分かりました。ここでは並べ替える前に、伝えたい文を「だれが・する・何を」の意味のまとまりへ分けます。
目標は、短い日本語文と英文を三つほどの意味単位へ分け、各まとまりが何を表すか言えることです。単語数を数える練習ではありません。
例で意味のまとまりを見つけよう
「私の兄は/サッカーを/します。」を考えます。
| 意味の問い | まとまり | 英語で使う候補 |
|---|---|---|
| だれが | 私の兄は | my brother |
| する | します | plays |
| 何を | サッカーを | soccer |
日本語では「サッカーを」が「します」より前にあります。英語では My brother / plays / soccer. と、動作を先に置きます。大切なのは、日本語の文字を後ろから英訳することではなく、意味の箱を作ってから英語の順へ置くことです。
まとまりは必ず一語とは限りません。my brother は二語ですが、「だれが」の一まとまりです。after school も二語で、「いつ」の一まとまりになります。文字の空白だけで区切るのではなく、まとまり全体が何を答えるか考えます。
手順は三つです。
- 文で起きていることを一度イメージする。
- 「だれが」「する」「何を」の問いを当てる。
- 答えになる語のまとまりを囲む。
よくある間違い
一語ずつ別の箱へ入れると、my brother のようなまとまりが壊れます。また、日本語の「は」「を」だけを英単語に置き換えようとしても文にはなりません。助詞を含むまとまり全体の役割を見ます。
自分で確かめよう
確認1:my brotherは何語で、意味のまとまりはいくつですか
二語ですが、「だれが」を表す一まとまりです。確認2:「私は本を読みます」の三つの箱は何ですか
私は/読みます/本を、という「だれが・する・何を」です。確認3:文を空白だけで分ければよいですか
いいえ。何を表すまとまりかを意味から判断します。まとめと次の一歩
文を意味の箱へ分けると、日本語の順番をそのまま写さずに済みます。次は、日本語では助詞が役割を示すことを比較材料として確認します。
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