息を止める・流す・放すを区別しよう
このレッスンの役割
前のレッスンで、舌の場所と接触を観察しました。舌や唇が空気の通り道をどう作るかによって、息の動きも変わります。ここでは声を出すかどうかをまだ扱わず、息だけに注目します。
目標は、息を一度止めて放す動きと、狭い通り道へ流し続ける動きを区別し、紙片で確かめられることです。
おすすめの学び方
薄い紙を口から少し離して持ちます。口をふさがないようにし、強く吹きすぎません。紙が一瞬動くか、しばらく動き続けるかを観察します。
例で確かめよう
| 息の動き | 体の操作 | 例 | 紙片の見え方 |
|---|---|---|---|
| 止めて放す | 通り道を一度閉じ、開く | p、t、k | 放した瞬間に動く |
| 流し続ける | 狭いすき間を保つ | f、s、h | 息の間、動き続ける |
| 鼻へ通す | 口を閉じても鼻道を開く | m、n | 口前では動きが小さい |
pを声なしでゆっくり作ると、唇で息を止め、開いた瞬間に息が出ます。fでは下唇と上の歯の間を狭くし、息をffffと続けられます。どちらも息を使いますが、時間の形が違います。
よくある間違い
息を多く出せば正しくなるとは限りません。必要なのは量よりも、止める場所と流す時間です。また、fを一瞬だけ出すと、流れ続ける特徴を確認できません。
自分で確かめよう
確認1:pの息は止めてからどうしますか
唇を開き、ためた息を放します。確認2:fの息は一瞬で終わりますか
いいえ。狭いすき間へ流し続けられます。確認3:紙片を使う目的は何ですか
息が一瞬か、続くか、どの程度口から出るかを目で確かめるためです。まとめと次の一歩
子音の息には、止めて放す、狭い道へ流す、鼻へ通すという違いがあります。次は口と息が似た音を、喉の振動があるかどうかで区別します。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。