LESSON 01

口・舌・息を使って音を作ろう

息を止める・流す・放すを区別しよう

息を一度止めて放す音と、狭い通り道へ流し続ける音を紙片で観察する

息を止める・流す・放すを区別しよう

このレッスンの役割

前のレッスンで、舌の場所と接触を観察しました。舌や唇が空気の通り道をどう作るかによって、息の動きも変わります。ここでは声を出すかどうかをまだ扱わず、息だけに注目します。

目標は、息を一度止めて放す動きと、狭い通り道へ流し続ける動きを区別し、紙片で確かめられることです。

おすすめの学び方

薄い紙を口から少し離して持ちます。口をふさがないようにし、強く吹きすぎません。紙が一瞬動くか、しばらく動き続けるかを観察します。

例で確かめよう

息の動き 体の操作 紙片の見え方
止めて放す 通り道を一度閉じ、開く p、t、k 放した瞬間に動く
流し続ける 狭いすき間を保つ f、s、h 息の間、動き続ける
鼻へ通す 口を閉じても鼻道を開く m、n 口前では動きが小さい

pを声なしでゆっくり作ると、唇で息を止め、開いた瞬間に息が出ます。fでは下唇と上の歯の間を狭くし、息をffffと続けられます。どちらも息を使いますが、時間の形が違います。

よくある間違い

息を多く出せば正しくなるとは限りません。必要なのは量よりも、止める場所と流す時間です。また、fを一瞬だけ出すと、流れ続ける特徴を確認できません。

自分で確かめよう

確認1:pの息は止めてからどうしますか唇を開き、ためた息を放します。
確認2:fの息は一瞬で終わりますかいいえ。狭いすき間へ流し続けられます。
確認3:紙片を使う目的は何ですか息が一瞬か、続くか、どの程度口から出るかを目で確かめるためです。

まとめと次の一歩

子音の息には、止めて放す、狭い道へ流す、鼻へ通すという違いがあります。次は口と息が似た音を、喉の振動があるかどうかで区別します。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。