音のずれを四観点で診断しよう
このレッスンの役割
このセクションでは、発音を唇・舌・息・声へ分け、鏡と録音で一か所ずつ直す方法を学びました。ここでは知識をまとめ、伝わりにくい音に出会ったときの調べ方を自分で選びます。
目標は、音のずれを印象だけで「苦手」とせず、四観点のどこから確かめるかを決められることです。これは次の「余分な母音を入れない」学習の前提になります。
おすすめの学び方
一つの短い語について、見本と自分の録音を比べます。分からないときは外から観察しやすい唇、紙で見える息、喉で触れる声、最後に舌の感覚という順でも構いません。
例で確かめよう
| 聞こえ方・観察 | 最初に調べる候補 | 次の行動 |
|---|---|---|
| pがbのように聞こえる | 声 | 喉の振動を比べる |
| fがhのように聞こえる | 唇 | 下唇と上の歯のすき間を確認 |
| sが一瞬で途切れる | 息 | 狭い道へ流し続ける |
| tとkが同じようになる | 舌 | 舌先と舌の奥を区別する |
ここで重要なのは、表の答えを暗記することではありません。「どの観点が違いを作るか」という仮説を立て、鏡・紙片・喉の振動・舌の感覚で確かめることです。最初の仮説が外れても、次の観点へ進めばよいのです。
また、deskを「デスク」のように言う場合、最後に余分な母音が加わっています。これは単独の音の作り方だけでなく、子音を母音なしで終える技能が必要です。次のセクションでは、この課題を細かく扱います。
よくある間違い
伝わりにくい音はすべて舌の問題だと決めつけると、息や声の違いを見落とします。また、言いにくい子音へ母音を足すと発音しやすく感じますが、英語の音の数や語の形が変わります。
自分で確かめよう
確認1:pがbに近いとき、最初に何を調べますか
喉の振動、つまり声ありになっていないかを調べます。確認2:最初の診断が外れたら失敗ですか
失敗ではありません。別の観点を一つ選んで確かめます。確認3:deskをデスクとする課題は次に何を学べばよいですか
子音の後へ余分な母音を入れずに音を終える方法です。まとめと次の一歩
音のずれは、唇・舌・息・声の四観点へ分けて診断できます。次は日本語話者が入れやすい余分な母音に焦点を絞り、子音を子音のまま保つ練習へ進みます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。