LESSON 01

口・舌・息を使って音を作ろう

音のずれを四観点で診断しよう

発音のずれを唇・舌・息・声のどこから調べるか選び、余分な母音の診断へ接続する

音のずれを四観点で診断しよう

このレッスンの役割

このセクションでは、発音を唇・舌・息・声へ分け、鏡と録音で一か所ずつ直す方法を学びました。ここでは知識をまとめ、伝わりにくい音に出会ったときの調べ方を自分で選びます。

目標は、音のずれを印象だけで「苦手」とせず、四観点のどこから確かめるかを決められることです。これは次の「余分な母音を入れない」学習の前提になります。

おすすめの学び方

一つの短い語について、見本と自分の録音を比べます。分からないときは外から観察しやすい唇、紙で見える息、喉で触れる声、最後に舌の感覚という順でも構いません。

例で確かめよう

聞こえ方・観察 最初に調べる候補 次の行動
pがbのように聞こえる 喉の振動を比べる
fがhのように聞こえる 下唇と上の歯のすき間を確認
sが一瞬で途切れる 狭い道へ流し続ける
tとkが同じようになる 舌先と舌の奥を区別する

ここで重要なのは、表の答えを暗記することではありません。「どの観点が違いを作るか」という仮説を立て、鏡・紙片・喉の振動・舌の感覚で確かめることです。最初の仮説が外れても、次の観点へ進めばよいのです。

また、deskを「デスク」のように言う場合、最後に余分な母音が加わっています。これは単独の音の作り方だけでなく、子音を母音なしで終える技能が必要です。次のセクションでは、この課題を細かく扱います。

よくある間違い

伝わりにくい音はすべて舌の問題だと決めつけると、息や声の違いを見落とします。また、言いにくい子音へ母音を足すと発音しやすく感じますが、英語の音の数や語の形が変わります。

自分で確かめよう

確認1:pがbに近いとき、最初に何を調べますか喉の振動、つまり声ありになっていないかを調べます。
確認2:最初の診断が外れたら失敗ですか失敗ではありません。別の観点を一つ選んで確かめます。
確認3:deskをデスクとする課題は次に何を学べばよいですか子音の後へ余分な母音を入れずに音を終える方法です。

まとめと次の一歩

音のずれは、唇・舌・息・声の四観点へ分けて診断できます。次は日本語話者が入れやすい余分な母音に焦点を絞り、子音を子音のまま保つ練習へ進みます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。