口・舌・息・声を観察しよう
このレッスンの役割
前のレッスンで、英語には日本語でまとめやすい複数の母音があると知りました。ここでは音の違いを作る体の使い方を四観点で観察します。
目標は、聞こえた音を「何となく違う」で終わらせず、唇・舌・息・喉の振動のどこが違うか一つ説明することです。
おすすめの学び方
鏡と喉へ当てる指を使います。一回に一観点だけ変え、録音を元音声と比べます。
例で確かめよう
| 観点 | 観察すること | 比較例 |
|---|---|---|
| 唇 | 丸める・広げる・閉じる | w / y、f / h |
| 舌 | 接触する場所・高さ | l / r、s / th |
| 息 | 続く・止めて放す | s / t、f / p |
| 声 | 喉が振動するか | f / v、s / z |
fとvは下唇と上の歯を使う場所が近いですが、vでは喉が振動します。大きな声か小さな声かではなく、声帯が使われるかを触って確かめます。
sとtなら喉より息の流れを見ます。sは細い息を続けられ、tは舌先で一度せき止めてから放します。同じ「子音が違う」でも、f/vは主に声、s/tは主に息の動きが診断点です。
録音記録には「聞こえた差」「体で変えた場所」「再録音の結果」の三つを書きます。音名だけを丸暗記せず、再現する行動へ結びつけます。
この段階では各音を完成させません。後のL/R、B/V/F/H、TH/S/Zで同じ四観点を詳しく使います。
よくある間違い
発音は耳の才能だけで決まると考えると、修正方法が見えません。口や舌の位置は観察でき、息と声も触覚で確認できます。一方、鏡だけで正しい音を断定せず音声も使います。
自分で確かめよう
確認1:fとvを分ける喉の手掛かりは何ですか
vでは喉が振動し、fでは基本的に振動しません。確認2:lとrで主に観察する体の場所は何ですか
舌です。確認3:鏡だけで発音を確定しますか
確定せず、元音声と録音も比べます。確認4:sとtを分けるとき主に見るのは何ですか
息が続くか、一度止めて放すかです。まとめと次の一歩
音の違いを四つの観察点へ分けられました。次は単語・文の中で、すべての部分を同じ強さにしない英語の強弱へ進みます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。