四つの手掛かりから音を設計しよう
このレッスンの役割
ここまで唇、舌、息、声を一つずつ観察しました。このレッスンでは四つを組み合わせ、目標音の作り方を「設計図」として整理します。音の名前だけを覚えるのではなく、再現できる説明へ変える段階です。
目標は、目標音について四項目を順に確認し、体の動きとして再現できることです。
おすすめの学び方
最初から同時に動かそうとせず、設計図を上から順に確認します。できないときは四項目のうち一つへ戻ります。発音記号をまだ知らなくても、この手順は使えます。
例で確かめよう
| 設計項目 | f | v |
|---|---|---|
| 唇 | 下唇を上の歯へ軽く近づける | 同じ |
| 舌 | 力を入れず休ませる | 同じ |
| 息 | すき間へ流し続ける | 同じ |
| 声 | 喉を振動させない | 喉を振動させる |
fとvの違いを「エフとブイ」と文字名だけで覚えるより、四項目を比べると直す場所が明確です。fがvに聞こえるなら、唇を大きく変える前に喉の振動を確認します。逆に息が止まるなら、すき間を保つ必要があります。
別の音でも、①唇、②舌の部分と場所、③息の通り方、④喉の振動、の順で説明します。四項目のうち同じところと違うところを比べると、似た音の区別が整理できます。
よくある間違い
音の名前を言えれば発音できる、とは限りません。また、うまくいかないときに四項目を全部変えると原因が消えます。見本との差がある項目を一つ選びます。
自分で確かめよう
確認1:音の設計図の四項目は何ですか
唇、舌、息、声です。確認2:fとvで共通するものは何ですか
唇の場所と息を流す動きが共通し、主に喉の振動が違います。確認3:うまくいかないとき、四項目を一度に変えますか
変えません。差がある項目を一つ選びます。まとめと次の一歩
四つの手掛かりを使えば、音を再現できる設計図にできます。次は鏡と録音を使い、見本との差を一か所ずつ修正する練習手順を身につけます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。