LESSON 01

日本語にない母音を聞き分けよう

口の開き・舌の前後・唇で母音を地図にしよう

母音を口の開き、舌の前後、唇の丸めの三観点で観察し相対的な位置を記述する

口の開き・舌の前後・唇で母音を地図にしよう

このレッスンの役割

前のレッスンで、英語には日本語の五母音へ収まらない違いがあると知りました。ここでは母音を感覚だけでまねず、口の開き、舌の前後、唇の丸めという三つの座標で観察します。

目標は、二つの母音を比べたとき「口がより開く」「舌が前寄り」「唇をより丸める」のように相対的な違いを説明できることです。

おすすめの学び方

鏡で口と唇を見ます。舌は直接見えにくいため、前の音からゆっくり動かして感覚を記録します。絶対的な位置を測るより、同じ話者の二音の差を比べます。

例で確かめよう

母音を比べる簡易口内地図横軸は舌の前寄りから奥寄り、縦軸は口の狭い状態から広い状態を示す。唇の丸めは別の手掛かりとして示す。厳密な音声学図ではなく比較用の案内図。 前寄り奥寄り口が狭い口が広い sheepshipcatcutfull 唇の丸めも別に観察

この図の点は目安で、話者や前後の音によって動きます。大切なのは、sheep型はship型より舌が高く前寄り、cat型は口がより広く前寄り、full型は奥寄りで唇を丸める、と比較の言葉を持つことです。

よくある間違い

母音の違いを長さだけで説明すると、同じ長さで言われたときに選べません。また口の開きだけを変えて、舌の前後や唇を無視すると別の母音へ近づきません。

自分で確かめよう

確認1:母音を比べる三つの観点は何ですか口の開き、舌の前後、唇の丸めです。
確認2:図の位置は全話者で完全に同じですかいいえ。相対的な比較に使う案内図です。
確認3:母音は長さだけで区別しますかしません。音質を作る口・舌・唇の違いも使います。

まとめと次の一歩

母音は三つの座標で比較できます。次はこの地図を使い、shipとsheepを長さだけでなく舌の高さと音質で聞き分けます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。