四音のずれを観察して一か所直そう
このレッスンの役割
このセクションでは、B・V・F・Hを口の場所、息、声へ分け、語と文で使いました。ここでは「発音が違う」という印象を、観察できる下位技能へ変えます。
目標は、閉鎖、唇と歯の摩擦、開いた息、喉の振動、余分な母音のどこでずれたかを診断し、一回の練習で一か所を修正できることです。
おすすめの学び方
見本と自分の録音を一語ずつ比べます。①口元を無音で見る、②息を紙片で見る、③喉の振動を触る、④語末の音数を数える、の順にすると原因を分けやすくなります。
例で確かめよう
| 観察結果 | 課題の候補 | 一つの修正 |
|---|---|---|
| vanがbanに聞こえる | 唇を閉じている | 下唇と上の歯にすき間を保つ |
| fanがvanに聞こえる | 喉が振動している | 口を保ち声だけ止める |
| hatがfatに聞こえる | 唇と歯が接触している | 接触をほどき開いた息へ |
| safeがsafeuになる | 語末へ母音追加 | Fの摩擦位置で終了 |
| BがPに近い | 声の開始が遅い | 喉の振動を閉鎖の解放へ重ねる |
診断手順は、①聞き手がどう受け取ったか、②目標音の設計図、③自分と違う一項目、④その一項目だけの再練習、⑤再録音、です。最初の仮説が外れたら別の項目を調べます。
一回の録音で四音すべてを評価しません。たとえばVの唇位置が直ったら、その成功を残し、次の回に喉の振動を調べます。細かく分けるほど戻り先が明確になります。
よくある間違い
どの音も「もっと息を強く」で直そうとすると、Bの声やV/Fの摩擦場所が改善しません。また、ネイティブらしいかという印象だけでは修正点を選べません。意味を区別できる観察可能な特徴を使います。
自分で確かめよう
確認1:vanがbanに聞こえるとき最初に何を見ますか
唇を完全に閉じていないかを見ます。確認2:fanがvanに聞こえる場合、口を大きく変えますか
いいえ。唇と歯の位置を保ち、喉の振動を止めます。確認3:このセクション後に一人で使える診断観点は何ですか
閉鎖、摩擦場所、息、喉の振動、余分な母音です。まとめと次の一歩
B・V・F・Hのずれは、口・息・声・音数へ分ければ一か所ずつ直せます。次のセクションでは、舌と歯のすき間を使うTHをS/Zと区別します。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。