LESSON 01

B・V・F・Hの音を区別しよう

四音のずれを観察して一か所直そう

閉鎖・唇歯摩擦・開いた息・喉の振動のどこにずれがあるか診断し一変数を修正する

四音のずれを観察して一か所直そう

このレッスンの役割

このセクションでは、B・V・F・Hを口の場所、息、声へ分け、語と文で使いました。ここでは「発音が違う」という印象を、観察できる下位技能へ変えます。

目標は、閉鎖、唇と歯の摩擦、開いた息、喉の振動、余分な母音のどこでずれたかを診断し、一回の練習で一か所を修正できることです。

おすすめの学び方

見本と自分の録音を一語ずつ比べます。①口元を無音で見る、②息を紙片で見る、③喉の振動を触る、④語末の音数を数える、の順にすると原因を分けやすくなります。

例で確かめよう

観察結果 課題の候補 一つの修正
vanがbanに聞こえる 唇を閉じている 下唇と上の歯にすき間を保つ
fanがvanに聞こえる 喉が振動している 口を保ち声だけ止める
hatがfatに聞こえる 唇と歯が接触している 接触をほどき開いた息へ
safeがsafeuになる 語末へ母音追加 Fの摩擦位置で終了
BがPに近い 声の開始が遅い 喉の振動を閉鎖の解放へ重ねる

診断手順は、①聞き手がどう受け取ったか、②目標音の設計図、③自分と違う一項目、④その一項目だけの再練習、⑤再録音、です。最初の仮説が外れたら別の項目を調べます。

一回の録音で四音すべてを評価しません。たとえばVの唇位置が直ったら、その成功を残し、次の回に喉の振動を調べます。細かく分けるほど戻り先が明確になります。

よくある間違い

どの音も「もっと息を強く」で直そうとすると、Bの声やV/Fの摩擦場所が改善しません。また、ネイティブらしいかという印象だけでは修正点を選べません。意味を区別できる観察可能な特徴を使います。

自分で確かめよう

確認1:vanがbanに聞こえるとき最初に何を見ますか唇を完全に閉じていないかを見ます。
確認2:fanがvanに聞こえる場合、口を大きく変えますかいいえ。唇と歯の位置を保ち、喉の振動を止めます。
確認3:このセクション後に一人で使える診断観点は何ですか閉鎖、摩擦場所、息、喉の振動、余分な母音です。

まとめと次の一歩

B・V・F・Hのずれは、口・息・声・音数へ分ければ一か所ずつ直せます。次のセクションでは、舌と歯のすき間を使うTHをS/Zと区別します。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。