LESSON 01

TH・S・Zの音を区別しよう

TH・S・Zのずれを診断して直そう

舌の場所・息・喉の振動・余分な母音を診断し、一項目を修正する

TH・S・Zのずれを診断して直そう

このレッスンの役割

このセクションでは、TH・S・Zを舌の場所と喉の振動へ分け、語と文で使いました。ここでは聞こえの印象を、直せる一つの動作へ変えます。

目標は、舌の場所、息の通り道、喉の振動、余分な母音のどこにずれがあるかを診断し、一回の練習で一項目を修正できることです。

おすすめの学び方

見本と自分の録音を一語ずつ比べます。鏡で舌、紙片で息、指で喉、音箱で語末の追加母音を確かめます。二つ以上の差があっても一回には一つだけ直します。

例で確かめよう

観察結果 課題の候補 一つの修正
thinkがsinkに聞こえる 舌が歯の後ろ 舌先を歯の間近くへ移す
thisがdisに聞こえる 息の道を閉鎖 すき間を保って摩擦を続ける
sipがzipに聞こえる Sで喉が振動 舌を保ち声だけ止める
zipがsipに聞こえる Zで声がない 喉の振動を加える
bothがbothuになる 語末へ母音追加 THの摩擦位置で終了

診断は、①聞き手がどの語として受け取ったか、②目標の舌位置と声、③自分との差一つ、④短い再練習、⑤再録音、の順です。最初の仮説が外れたら、別の観点へ移ります。

THを出すため舌を大きく見せることが目標ではありません。意味を区別でき、息が無理なく流れる位置を探します。発音全体を良い・悪いと評価せず、観察可能な動きで上達を記録します。

よくある間違い

すべての摩擦音を同じ舌位置で作ると、THとS/Zが分かれません。また「もっと強く息を出す」だけでは、声あり・声なしや閉鎖の問題を直せません。

自分で確かめよう

確認1:thisがdisに近いとき何を直しますか舌と歯のすき間を閉じず、摩擦を流し続けます。
確認2:sipがzipに近いとき舌を大きく動かしますかいいえ。S/Zの舌位置を保ち、喉の振動を止めます。
確認3:次の母音セクションへ進む前に何を一人で診断できますか舌の場所、息、喉の振動、余分な母音のどこがずれたかを診断できます。

まとめと次の一歩

TH・S・Zは舌の場所と声を二軸にし、息と音数を加えて診断できます。次のセクションでは、日本語の五母音へまとめやすい英語の母音を、口の開き・舌の位置・長さで聞き分けます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。