最後の音があるかないかを聞き取ろう
このレッスンの役割
前のレッスンで、語末音が情報を運ぶと知りました。ここでは種類を当てる前に、最後の音が存在するかを聞き取ります。英語の語末破裂音は強く放されない場合があるため、爆発音だけを待ちません。
目標は、語末の閉鎖、摩擦、鼻音、前の母音の変化を手掛かりに、最後の子音があるかないかを選べることです。
おすすめの学び方
同じ話者のsee/seat、say/safeのような対を辞書音声で聞きます。音箱を一つずつ置き、最後に閉じる感じ、摩擦が続く感じ、鼻へ抜ける感じのどれがあるか記録します。
例で確かめよう
| 聞こえ方 | 語末音の候補 | 使う手掛かり |
|---|---|---|
| 母音の後で急に閉じる | P・T・Kなど | 破裂より閉鎖と母音の終わり |
| 息の摩擦が続く | F・S・SHなど | 連続する息 |
| 声が鼻へ残る | M・N・NGなど | 鼻の響きと閉鎖場所 |
| 母音のまま開いて終わる | 語末子音なしの候補 | 閉鎖・摩擦・鼻音がない |
seatのTが強く破裂しなくても、舌の閉鎖で母音が終わるためTの存在を感じられます。「聞こえない」と「強く放されない」は同じではありません。
よくある間違い
語末のP/T/Kは大きな破裂がなければ存在しない、と判断すると聞き落とします。また前の母音だけへ集中すると、閉鎖や摩擦の小さな手掛かりを使えません。
自分で確かめよう
確認1:語末Tが強く破裂しなければTはありませんか
いいえ。舌の閉鎖や母音の終わり方が手掛かりになります。確認2:摩擦音の存在はどう聞きますか
母音の後へ続く息の摩擦を聞きます。確認3:このレッスンで最後の音の種類まで全部当てますか
まず有無を判断し、種類は次のレッスンから分けます。まとめと次の一歩
語末音の有無は、破裂だけでなく閉鎖・摩擦・鼻音・前母音から判断できます。次は語末P・T・Kを閉鎖場所で聞き分けます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。