LとRのずれを診断して直そう
このレッスンの役割
このセクションでは、L/Rの意味、聞き分け、舌の動き、語中・語末、短い文まで進みました。ここでは「LとRが苦手」と一つにまとめず、どの下位技能を直すか選びます。
目標は、聞き分け・Lの接触・Rの非接触・余分な母音・文中での維持を別々に確認し、一つの課題を修正できることです。
おすすめの学び方
音声を聞いて選ぶ課題と、自分で発音して録音する課題を分けます。聞き分けができても発音できない場合、その逆の場合があるためです。一回の記録では一技能だけを判定します。
例で確かめよう
| 観察結果 | 課題の候補 | 次にする一つの練習 |
|---|---|---|
| 音声のlight/rightを選べない | 聞き分け | 前後の母音まで聞き確信度を記録 |
| Lが日本語ラ行になる | Lの接触 | 舌先を置きllllから母音へ移る |
| Rで舌先が触れる | Rの非接触 | 舌を浮かせたままrrrrから母音へ |
| feelがfeeluになる | 母音追加 | Lの位置でそのまま終了 |
| 単語ではできるが文で崩れる | 文中での維持 | 短い句から文へ段階を上げる |
診断は、①音声だけで選ぶ、②舌の動きを無音で作る、③一語を録音する、④短い文で使う、の順に行います。最初に失敗した段階が、練習を戻す候補です。すべてを最初からやり直す必要はありません。
目標は特定の地域の話者と同じになることではなく、LとRが必要な場面で意味を区別できることです。自分の上達を「何回正解したか」と「どの動きを再現できたか」で確認します。
よくある間違い
聞き分けられないから発音もできない、と決めつけてはいけません。二つは関係しますが別技能です。また録音の印象だけで「変」と評価せず、舌の接触など観察可能な基準を使います。
自分で確かめよう
確認1:L/Rの聞き分けと発音は同じ技能ですか
関係はありますが、別々に確認する技能です。確認2:feelの最後に母音が入る場合、何へ戻りますか
Lの舌位置で母音を足さず終える練習へ戻ります。確認3:このセクションの到達目標は何ですか
必要な場面でLとRを聞き分け、意味を区別して伝えられることです。まとめと次の一歩
L/Rの課題は、聞く・L接触・R非接触・母音追加・文中維持へ分けて直せます。次のセクションでは、唇・歯・息・声を使ってB・V・F・Hを区別します。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。