LESSON 01

弱く短くなる音を知ろう

弱くしても音節と語を落とさないようにしよう

弱音節を短く保ちながら音節数と文法語の存在を維持する

弱くしても音節と語を落とさないようにしよう

このレッスンの役割

弱音節や弱形は短いため、初学者には「言わなくてもよい音」に感じられます。ここでは、弱くすることと消すことを分け、語の音節数と文の文法語を保ちます。

目標は、正確さを保ったゆっくりした発音から始め、弱い部分を短くしても聞き手が語と文の形を復元できる発音にすることです。

おすすめの学び方

三段階で練習します。①全ての音節・語を確認してゆっくり読む、②強い部分へ拍を置く、③弱い部分だけを少し短くする、です。速さは最後に少しだけ上げます。

例で確かめよう

残すもの 変えるもの 避けたい形
about 二音節 第一音節を短くする 第一音節を消す
banana 三音節 第一・第三を弱くする 二音節にする
a book 冠詞a aを短い中央母音にする bookだけ言う
can swim 助動詞can 通常文では短くする canを丸ごと落とす

自然な高速発話では音がさらに変化・脱落する場合があります。ただし、今の段階で先に速さを求めると、学習すべき弱形と単なる言い落としを区別できません。まず基本形を保ちます。

録音を聞くときは「速いか」ではなく、音節数、文法語の有無、強弱の差の三点を採点します。三点が保てた後で速度を上げます。

よくある間違い

英語らしく聞こえようとして急ぐと、冠詞や語尾まで落ちることがあります。高校受験のリスニングや音読では、速さよりも意味を運ぶ構造と正しい語の形が優先です。

自分で確かめよう

確認1:弱音節の最初の練習で優先するものは何ですか音節数と語を保ち、強弱の差を正確に作ることです。
確認2:bananaを二音節にすれば自然ですか基本練習では不適切です。三音節を保ちます。
確認3:速さはいつ上げますか音節数・文法語・強弱が保てた後です。

まとめと次の一歩

弱くするとは短く力を抜くことで、音節や語を消すことではありません。次はこの正確さを短い句の聞き取りと発音へ移します。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。