p/b・t/d・k/gを息と声で分ける
このレッスンの役割
前のレッスンで、子音を口・息・声から観察しました。今回は息を一度止めて放す p/b・t/d・k/g を三組で学びます。
目標は、作る場所を保ったまま、のどの振動の有無で各組を区別できることです。
おすすめの学び方
手のひらを口の前、もう一方をのどへ当てます。日本語の母音を後ろへ足さず、子音だけを短く確かめます。
三組の作る場所
| 組 | 息を止める場所 | 息中心 | 声あり |
|---|---|---|---|
| 唇 | 上下の唇 | p | b |
| 舌先 | 上の歯ぐきの後ろ | t | d |
| 舌の奥 | 口の奥 | k | g |
声ありでは、息を放す瞬間にのどが振動します。文字名の「ピー」「ビー」を言うのではなく、単語中の短い子音を作ります。
例で確かめよう
patとbatは、最初の口の形が同じです。pでは息、bでは声を使います。ten/den、coat/goatも同じ考えで比較できます。
単語末のcapでは、pの後へ「ウ」を足しません。唇を閉じて短く息を放し、そこで単語を終えます。
最後の子音だけを比べる
cap/cab、bat/bad、back/bagでは、中央までの音は同じで、最後だけが息中心か声ありかで変わります。単語末では声の違いが小さく聞こえる場合もあるので、口の位置と直前の母音の長さにも注意して音声を聞きます。
練習では後ろへ日本語の母音を足さず、最後の動作で止めます。
よくある間違い
pを「プ」、tを「ト」のように日本語の母音付きで言うと、音が一つ増えます。口の動きを止めたところで、余分な母音を付けずに終えます。
自分で確かめよう
確認1:pとbはどこで作りますか
上下の唇です。確認2:tとdの主な違いは何ですか
のどの振動、つまり声の有無です。確認3:capの最後のpに「ウ」を足しますか
足しません。子音で短く終えます。まとめと次の一歩
三組の破裂音を、場所と声の有無で分けました。次は息を止めず、細いすき間へ流すf/v・s/zを学びます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。