LESSON 01

英語の文字と音を知ろう

見る・聞く・まねる・確かめる

文字と音を結び付ける4段階の学習ループを使い、自分の弱点を確かめて練習へ戻れるようにします。

見る・聞く・まねる・確かめる

このレッスンの役割

ここまで、音・文字・意味、26文字、文字の形・名前・音、日本語と英語の読み方の違いを整理しました。このレッスンは、セクションの仕上げです。

今日の目標は、文字と音を結び付ける4段階の練習を、自分で実行できることです。次のセクションでは、この方法を使ってアルファベットの名前と順番を学びます。

おすすめの学び方

この内容は、説明を読むだけでは身につきません。答えを隠して思い出す時間と、自分の声や指の動きを使う時間を入れます。音声素材が付いたら、短い音を一つずつ使って同じ手順をくり返してください。

今日の問い

英単語を何度も見たのに、次の日には読めなくなった。そんなとき、回数だけを増やせばよいのでしょうか。

大切なのは、見るだけで終わらず、自分で思い出して確かめることです。

4段階の学習ループ

文字と音は、次の4段階で練習します。

  1. 見る: 文字の形と並びをよく見る
  2. 聞く: 正しい音声を、口の動きも意識して聞く
  3. まねる: 見た形を指でなぞり、聞いた音を自分で言う
  4. 確かめる: 見本を隠し、もう一度できるか試す
見る・聞く・まねる・確かめる学習ループ 左上の見るから右上の聞く、右下のまねる、左下の確かめるへ矢印で進み、間違えたら見るへ戻る四段階の循環 1 見る 形と並びを確認 2 聞く 正しい音を確認 3 まねる 指・口・声を使う 4 確かめる 隠して思い出す できなければ、戻ってもう一周

音声があるときの練習

音声素材が用意されたら、次のように使います。

段階 実際にすること
見る 再生前に文字を2秒見る
聞く 文字を見ながら一度、目を閉じて一度聞く
まねる 音声のすぐあとに、同じ長さを意識して言う
確かめる 文字を隠して音を言う、または音だけで文字を選ぶ

自分の発音を一回で完璧にする必要はありません。「聞いた音と、自分が言った音のどこが違うか」を一つ見つければ、次の練習が決まります。

音声がまだないときの練習

音声がない間も、文字の形と役割は練習できます。

  1. 単語を一つ選び、文字を左から指で追う
  2. 同じ文字が別の単語にないか探す
  3. 文字の形・名前・音のどれを練習しているか言う
  4. 10秒後に見本を隠し、文字の並びを思い出す

発音を自己流で決めるのではなく、音の確認だけは、後から正しい音声素材と結び付けます。

具体例を使って一緒にやってみよう

単語 map を使います。今は発音の正確さではなく、手順を使えるかを確かめます。

段階 行動
見る map の三つを左から確認する
聞く 音声素材があれば、全体を聞く
まねる 文字を指で追いながら、音声のあとに言う
確かめる 画面を隠し、三文字を順に書けるか試す

書けなかった場合は失敗ではありません。どの段階へ戻るかが分かった、という学習結果です。形を忘れたなら「見る」へ、音を忘れたなら「聞く」へ戻ります。

よくある間違い

見本を見ながら何度も読むだけ

見本がある状態では、分かった気持ちになりやすくなります。しかしテストや会話では、見本がありません。

一回か二回見たら、短い時間だけ隠してください。思い出せなかった部分こそ、次に練習する場所です。「思い出そうとすること」が、記憶を強くします。

カタカナだけで音を決める

カタカナは音の目安として助けになることがありますが、日本語にない英語の音を完全には表せません。カタカナだけを正解にせず、最終的には音声を聞いて確かめます。

セクションの出口確認

次の三つに答えられれば、次へ進む準備ができています。

確認1

文字・音・意味の違いを、dog を例に一文ずつ説明してください。

答えの例を見る

文字は目で見る dog、音は誰かが声で言ったもの、意味は犬という動物です。

確認2

文字の名前と、単語の中で関わる音は、いつでも同じですか。

答えを見る

いつでも同じではありません。単語を読むには、文字と音の関係を別に学びます。

確認3

練習の4段階を順に言い、「確かめる」でできなかったときに何をするか説明してください。

答えを見る

見る、聞く、まねる、確かめる、の順です。できなかったら、忘れた内容に合う段階へ戻ってもう一周します。

まとめと次の一歩

文字と音は、見る・聞く・まねる・確かめる、の4段階で結び付けます。見本を隠して思い出すことで、できることと練習が必要なことを分けられます。

次のセクション「アルファベットの名前と順番」では、この学び方を使い、26文字を見分けて名前を言い、順番に並べます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。