m・n・hの空気の出口を感じる
このレッスンの役割
前のレッスンでは、口のすき間へ息を流す音を学びました。今回は鼻へ声を通すm/nと、口から息を出すhを区別します。
目標は、空気が鼻と口のどちらへ進むかを感じ、代表語の最初の音を作れることです。
おすすめの学び方
mとnでは鼻へ軽く触れ、振動を確かめます。hでは手のひらを口の前へ置き、温かい息を感じます。
三つの違い
| 音 | 口の状態 | 空気・声の通り道 | 代表語 |
|---|---|---|---|
| m | 唇を閉じる | 鼻へ声が抜ける | map |
| n | 舌先を上の歯ぐきへ付ける | 鼻へ声が抜ける | net |
| h | 口を開き、強くこすらない | 口から息を出す | hat |
例で確かめよう
mapのmでは、唇が閉じているのに声が続きます。鼻へ空気が抜けるからです。napのnでは唇を閉じず、舌先で口の道を止めます。
hatのhは日本語の「ハ」全体ではありません。後ろのaを足す前の、息の始まりだけを意識します。
鼻と口を別々に確認する
mを伸ばしながら鼻を軽くつまむと、声が出しにくくなります。nも同様です。これは空気が鼻へ抜ける証拠です。強くつままず、短い観察だけにします。
hでは鼻を使わず、手のひらへ息が当たります。map/nap/hatの最初を比べ、唇・舌・息のどれを使ったか説明します。
よくある間違い
mとnを文字だけで覚え、口の違いを見ないことがあります。鼻声という共通点のあと、唇が閉じるか、舌先が触るかを確認します。
自分で確かめよう
確認1:mでは唇と舌のどちらで口の道を閉じますか
唇です。確認2:nでは舌先をどこへ付けますか
上の歯ぐきの後ろです。確認3:hは鼻へ声を通しますか
いいえ。口から息を出します。まとめと次の一歩
m・n・hを空気の出口と口の位置で分けました。次は日本語話者が混同しやすいlとrを舌先から整理します。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。