f/v・s/zを長い息と声で分ける
このレッスンの役割
前のレッスンでは息を止めて放す音を学びました。今回は細いすき間へ息を流し続ける f/v・s/z を比べます。
目標は、f/vの唇と歯、s/zの舌の位置を保ち、声の有無で二組を区別することです。
おすすめの学び方
一秒ほど音を伸ばすと違いが見えます。口の形を変えず、のどの振動だけをオン・オフするつもりで交互に言います。
二組の息の通り道
| 組 | 作る場所 | 息中心 | 声あり |
|---|---|---|---|
| 唇と歯 | 下唇へ上の歯を軽く触れる | f | v |
| 舌と歯ぐき | 舌先を近づけ、細いすき間を作る | s | z |
歯を強くかんだり、舌を歯の間へ出したりする必要はありません。thの舌の位置は後で別に学びます。
例で確かめよう
fanとvanでは、最初の口の形は同じです。fanのfは息、vanのvは声を伴います。sipとzipも、sとzの声の有無で変わります。
単語末busのsを「ス」と母音付きにせず、細い息で単語を終えます。
伸ばしてから単語へ戻す
最初はfとv、sとzを一秒ほど伸ばし、のどの振動を確認します。その後、fan/van、sip/zipのように母音へ素早くつなぎます。
単語の中では一秒も伸ばしません。長くするのは仕組みを観察する練習だけです。最後は音声モデルと同じ長さへ戻します。
よくある間違い
vを日本語のバ行へ置き換えると、下唇と歯の摩擦が消え、bに近づきます。vanとbanを比べ、vでは息が流れ続けることを確かめます。
自分で確かめよう
確認1:fとvはどこで作りますか
下唇と上の歯の間です。確認2:sとzの口の位置は違いますか
ほぼ同じで、主な違いは声の有無です。確認3:vanのvとbanのbでは息の流れがどう違いますか
vはすき間を流れ続け、bは一度止めて放します。まとめと次の一歩
f/v・s/zを摩擦と声の有無で分けました。次は鼻へ声を通すm/nと、息をそのまま出すhを扱います。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。