him・her・them の弱い音を目的語へ戻そう
このレッスンの役割
前置詞を関係の席へ戻しました。ここでは動詞や前置詞の後に来る him・her・them が弱く短くなり、him・her の /h/ が聞こえにくい場合を扱います。
目標は、誰を指すかという場面と目的語の席から代名詞を復元し、弱いから省略されたと考えないことです。
例で確かめよう
| 文 | 目的語の席 | 場面の手がかり |
|---|---|---|
| Tell him now. | tell の後 | 男子・男性に伝える |
| I saw her. | saw の後 | 女子・女性を見た |
| Give it to them. | to の後 | 複数の人へ渡す |
Tell him now. で him が「イム」に近く短く聞こえても、tell の後には「誰に」を示す目的語が必要です。場面の人物と照合します。
him と her は弱い音だけでは区別しにくい場合があります。前の会話で誰を話題にしていたかを使います。音だけで一つに決めません。
音声追加後は、台本を隠して人物カードを見ながら聞きます。一回目に指している人物を選び、二回目に目的語の短い音を確認します。人物選択と音の確認を分けます。
よくある間違い
/h/ が聞こえないから im という語だと思わないでください。また、弱音だけから him と her を取り違えないよう、指す人物と文法を確認します。
自分で確かめよう
確認1:Tell him now. のhimはどの席ですか
tell の目的語の席です。確認2:/h/が聞こえなければhimではありませんか
いいえ。弱形で /h/ が聞こえにくい場合があります。確認3:himとherを何で区別しますか
音だけでなく、前の会話で指している人物を使います。まとめと次の一歩
弱い目的格代名詞を文法と場面から戻せました。次は and・a・the の弱い音でも単語数と名詞句の形を保ちます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。