LESSON 01

文字どおりに聞こえない英語

聞こえた一まとまりを元の語へ戻そう

一まとまりに聞こえた既習表現を意味と語数から元の語列へ戻す

聞こえた一まとまりを元の語へ戻そう

このレッスンの役割

場面と文法から候補を立てられるようになりました。ここでは、一続きの音をカタカナ一語として覚えず、知っている複数の英単語へ戻します。

目標は、意味、文の形、予想される語数の三点を使い、短い既習表現を復元することです。

例で戻そう

教室で相手が「ピキタプ」に近い一まとまりを発し、床のペンを指しています。音だけを日本語で固定せず、次の順で考えます。

手順 問い 復元
1 場面 何をしてほしいか 拾ってほしい
2 文の形 命令文なら何から始まるか 動詞 pick
3 語数 目的語と方向の語がありそうか it、up
4 音 境目がつながったか pick / it / up

答えは Pick it up. の三語です。全部の音を一度で正確に取れなくても、場面と文法で枠を作り、音で確かめれば戻せます。

別の例として Turn it off. なら、「消す」という場面から turn ... off を予想し、間に目的語 it が必要だと考えます。聞こえた一部と意味が一致するかを確認します。

よくある間違い

聞こえたカタカナをそのまま一語として検索すると、元の単語境界を失います。また、全音が聞こえるまで何も書かない必要はありません。確かな中心語と語数の枠を先に置けます。

自分で確かめよう

確認1:一まとまりを復元する三つの手がかりは何ですか意味、文の形、予想される語数です。
確認2:Pick it up. は何語ですかpick / it / up の三語です。
確認3:全部の音が分かるまで答えられませんかいいえ。確かな手がかりから枠を作り、音で確認できます。

まとめと次の一歩

音の一まとまりを既習語へ戻す道具がそろいました。次は、短い会話を二回聞く想定で、要点と細部を別々に取ります。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。