文法と語の組み合わせで候補を一つに絞ろう
このレッスンの役割
短縮形と定型表現を完全形へ戻しました。ここでは似た音の候補が複数あるとき、主語・時制・後続語・よく使う語の組み合わせで一つに絞ります。
目標は、採用した候補と捨てた候補の理由をそれぞれ説明することです。
例で候補を比べよう
聞こえた箇所が /həz/ に近く、後ろが finished の場合を考えます。
He has finished his homework.
| 候補 | 検証 | 結論 |
|---|---|---|
| has | he+has+過去分詞finished | 成立 |
| is | he+is+finished | この文脈では不自然 |
似た音でも、後続語の形が候補を分けます。別の例 I listened to music. では listen と to の組み合わせが自然です。文法だけでなく、よく一緒に使う語も助けになります。
ただし「文法的にこうなるはず」と実音を無視しません。音・文法・文脈の三つがそろわなければ候補を保留し、前後を聞き直します。
候補表には確信度も付けましょう。三つの根拠がそろえば○、一つ不足なら△、音と矛盾すれば×です。△を残すことは失敗ではなく、次の再生で確かめる場所を明確にする判断です。
よくある間違い
音が似ているだけで最初の候補を選ばないでください。反対に文法問題のように音を無視して正しそうな文を作るのも誤りです。採用理由と却下理由の両方を短く書きます。
自分で確かめよう
確認1:He’s studying. の’sは何ですか
isです。studyingが続くからです。確認2:He’s finished. の’sの候補は何ですか
文脈によりますが、現在完了ならhasです。確認3:候補を絞る三つの柱は何ですか
音、文法、文脈です。まとめと次の一歩
候補を根拠付きで絞れました。次は五つの手がかりを使い、短い一文を最初から最後まで復元します。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。