LESSON 01

同じ子音が重なるところ

続けられる子音は少し長く保とう

this song・some milk などで同じ摩擦音・鼻音を切らずに保つ

続けられる子音は少し長く保とう

このレッスンの役割

止める子音は一度ためて一度放すと学びました。ここでは /s/ のように息を続けられる音や /m/ のように鼻へ声を通せる音が重なる場合を扱います。

目標は、this song や some milk で同じ子音を二回に切らず、一つの音を少し長く保って後ろの語へ進むことです。

例で比べよう

表現 境目 口の仕事
this song /s/ + /s/ 息の摩擦を切らず少し保つ
nice seat /s/ + /s/ 舌の位置を保ち seat へ進む
some milk /m/ + /m/ 唇を閉じたまま鼻の響きを保つ
green name /n/ + /n/ 舌先を保って name へ進む

this と song を一語ずつ言った後、境目の /s/ だけを「ス・ス」と分けずに長めにします。some milk では /m/ の途中で唇を開いて閉じ直さず、一回の閉じた位置を保ちます。

長さは秒数で固定しません。丁寧な発話では境界が分かる程度に保ち、会話では話速に合わせます。二語と意味が伝わることが判断基準です。

よくある間違い

日本語のように境目へ母音を足して「ス・ソング」「ム・ミルク」と切ると、同じ子音の連続が失われます。一方、必要以上に長く伸ばすと強調のように聞こえます。短すぎず誇張しすぎない範囲を録音で探します。

自分で確かめよう

確認1:this song の /s/ を二回に切りますかいいえ。一つの摩擦音として少し長く保ちます。
確認2:some milk で唇を二回閉じ直しますかいいえ。一度閉じた位置と鼻の響きを保って milk へ進みます。
確認3:長さを何秒と固定しますか固定しません。話速と明瞭さに合わせます。

まとめと次の一歩

同じ子音でも、止める音と続けられる音で口の仕事が違うと分かりました。次は一つに聞こえる子音から、意味と文法を使って二語の境界を戻します。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。