続けられる子音は少し長く保とう
このレッスンの役割
止める子音は一度ためて一度放すと学びました。ここでは /s/ のように息を続けられる音や /m/ のように鼻へ声を通せる音が重なる場合を扱います。
目標は、this song や some milk で同じ子音を二回に切らず、一つの音を少し長く保って後ろの語へ進むことです。
例で比べよう
| 表現 | 境目 | 口の仕事 |
|---|---|---|
| this song | /s/ + /s/ | 息の摩擦を切らず少し保つ |
| nice seat | /s/ + /s/ | 舌の位置を保ち seat へ進む |
| some milk | /m/ + /m/ | 唇を閉じたまま鼻の響きを保つ |
| green name | /n/ + /n/ | 舌先を保って name へ進む |
this と song を一語ずつ言った後、境目の /s/ だけを「ス・ス」と分けずに長めにします。some milk では /m/ の途中で唇を開いて閉じ直さず、一回の閉じた位置を保ちます。
長さは秒数で固定しません。丁寧な発話では境界が分かる程度に保ち、会話では話速に合わせます。二語と意味が伝わることが判断基準です。
よくある間違い
日本語のように境目へ母音を足して「ス・ソング」「ム・ミルク」と切ると、同じ子音の連続が失われます。一方、必要以上に長く伸ばすと強調のように聞こえます。短すぎず誇張しすぎない範囲を録音で探します。
自分で確かめよう
確認1:this song の /s/ を二回に切りますか
いいえ。一つの摩擦音として少し長く保ちます。確認2:some milk で唇を二回閉じ直しますか
いいえ。一度閉じた位置と鼻の響きを保って milk へ進みます。確認3:長さを何秒と固定しますか
固定しません。話速と明瞭さに合わせます。まとめと次の一歩
同じ子音でも、止める音と続けられる音で口の仕事が違うと分かりました。次は一つに聞こえる子音から、意味と文法を使って二語の境界を戻します。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。