LESSON 01

文字どおりに聞こえない英語

単語の間に無音があるとは限らない

連続音声の中で語境界が無音では示されないことを見抜く

単語の間に無音があるとは限らない

このレッスンの役割

前のレッスンで、知っている語も会話では違って聞こえると分かりました。ここでは原因の一つである「文字の空白と音の境界のずれ」に集中します。

目標は、一まとまりに聞こえた音を一語だと決めつけず、意味と文の形から複数の語へ区切ることです。

例で見つけよう

次の図では、箱が書かれた単語、一本の線が連続した音声を表します。

書かれた語境界と連続音声の比較 Can、I、help、you の四つの単語箱の下を一本の音声線が通り、文字の空白が必ず無音ではないことを示す。 CanIhelpyou? 音は止まらず、意味のまとまりとして流れる

Can I help you? は四語です。Can と I の間が無音でなくても、主語 I、動詞 help、目的語 you という文の形が区切りの候補を教えます。

観察 そこから分かること
一続きに聞こえる 一語とは限らない
文に主語と動詞が必要 見えない境界を予想できる
返答が Yes, please. 質問・申し出のまとまりだと分かる

よくある間違い

英語の空白を全部「休む場所」だと思うと、実際の会話が速く感じられます。反対に、一続きの音を一語だと思うと、辞書にない語を探してしまいます。文字の区切りと音の区切りは別の情報です。

自分で確かめよう

確認1:一まとまりに聞こえたら一語ですかいいえ。複数の単語が止まらずにつながっている可能性があります。
確認2:見えない語境界を探す手がかりを二つ挙げてください文の形と場面・意味です。
確認3:Can I help you? は何語ですかCan / I / help / you の四語です。

まとめと次の一歩

書かれた空白は、音声の無音を保証しません。連続した音を意味と文法で区切る準備ができました。次は、どんな変化を探せばよいかを四つの見方で整理します。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。