単語の間に無音があるとは限らない
このレッスンの役割
前のレッスンで、知っている語も会話では違って聞こえると分かりました。ここでは原因の一つである「文字の空白と音の境界のずれ」に集中します。
目標は、一まとまりに聞こえた音を一語だと決めつけず、意味と文の形から複数の語へ区切ることです。
例で見つけよう
次の図では、箱が書かれた単語、一本の線が連続した音声を表します。
Can I help you? は四語です。Can と I の間が無音でなくても、主語 I、動詞 help、目的語 you という文の形が区切りの候補を教えます。
| 観察 | そこから分かること |
|---|---|
| 一続きに聞こえる | 一語とは限らない |
| 文に主語と動詞が必要 | 見えない境界を予想できる |
| 返答が Yes, please. | 質問・申し出のまとまりだと分かる |
よくある間違い
英語の空白を全部「休む場所」だと思うと、実際の会話が速く感じられます。反対に、一続きの音を一語だと思うと、辞書にない語を探してしまいます。文字の区切りと音の区切りは別の情報です。
自分で確かめよう
確認1:一まとまりに聞こえたら一語ですか
いいえ。複数の単語が止まらずにつながっている可能性があります。確認2:見えない語境界を探す手がかりを二つ挙げてください
文の形と場面・意味です。確認3:Can I help you? は何語ですか
Can / I / help / you の四語です。まとめと次の一歩
書かれた空白は、音声の無音を保証しません。連続した音を意味と文法で区切る準備ができました。次は、どんな変化を探せばよいかを四つの見方で整理します。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。