つながった音から単語の境目を戻そう
このレッスンの役割
五つの手がかりによる復元の全体像をつかみました。ここでは子音と母音、母音どうしがつながった音を、語数と意味から分け直します。
目標は、連続した音を一語だと思い込まず、成立する英文の境界を示すことです。
例で境目を戻そう
Pick it up.
音では pick と it、it と up の境目が滑らかになります。しかし文の型を考えると pick / it / up の三語です。
| 手がかり | 判断 |
|---|---|
| 大意 | 物を拾う指示 |
| 語数 | 動詞+目的語+副詞の三語 |
| 連結 | pickの子音がitへ、itの子音がupへつながる |
| 文法 | pick it up で句動詞が成立 |
Take an umbrella. も take / an / umbrella です。強く聞こえる take と umbrella の間に、弱い冠詞 an があり、前後とつながります。
練習ではまずスラッシュ候補を二つ書き、各候補が意味のある語になるか、必要な目的語や冠詞があるかを確認します。
別の文 Turn it off. でも turn / it / off の三語へ戻せます。turn off は「消す」というまとまりですが、目的語が代名詞 it のときは間に入ります。音の境目だけでなく、知っている文の型が分割を支えます。
よくある間違い
音が途切れないから一語とは限りません。また一番強く聞こえた場所だけで分けると、弱い機能語を失います。語彙・文法・意味の三つがそろう境界を選びます。
自分で確かめよう
確認1:Pick it up. は何語ですか
pick、it、upの三語です。確認2:境目を決める三つの確認は何ですか
語彙として成立するか、文法が合うか、意味が合うかです。確認3:Take an umbrella. の弱い語は何ですか
冠詞anです。まとめと次の一歩
連結した音から単語の境目を戻せました。次は聞こえにくい子音を語形と文法から復元します。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。