設問と選択肢から聞く情報を予測しよう
このレッスンの役割
前のレッスンで、聞く前に目的を決めると確認しました。ここでは、疑問詞と選択肢の差から「何を」「どのように」聞くか決めます。
目標は、音声が始まる前の短い時間に、探す情報と注意する表現を一つずつ言えることです。答えを先に決めることではありません。
例で設問を情報の型へ変えよう
| 設問の手がかり | 探す情報 | 注意する表現 |
|---|---|---|
| Who | 人物・役割 | teacher, brother, a girlなど |
| Where | 場所 | at, in, near, go toなど |
| When | 日・時刻・順序 | at, on, before, afterなど |
| Why | 理由 | because, so, to不定詞など |
| What will ... do | 次の行動 | will, be going to, decideなど |
次に、選択肢の「同じ部分」と「違う部分」を分けます。
例:When will Emi visit the library?
- A: Tuesday at 3:00
- B: Tuesday at 4:00
- C: Thursday at 4:00
違いは曜日と時刻です。そこでメモ欄を day / time と先に作ります。音声で Tuesday や 3:00 が聞こえても、すぐに答えを決めません。but、not、instead、How about ...? の後で情報が変わる場合があるからです。
また、選択肢と音声が同じ単語になるとは限りません。by bus が take the bus、at home が not go out と言い換えられることがあります。選択肢の単語を待つのではなく、意味の一致を探します。
10秒プレビューの手順
- 疑問詞に丸を付け、答えの型を決める。
- 選択肢の違いだけに線を引く。
- 聞き取り欄を短く作る。
- 否定・訂正・言い換えがありそうな点を予測する。
この手順で作るのは「仮説」です。音声が仮説と違えば、音声を優先して書き換えます。
よくある間違い
プレビューは答えを当てる時間ではありません。「学校の話だからAだろう」と決めると、Aに似た単語だけを拾いやすくなります。選択肢の差を見つけ、どの情報ならA・B・Cを区別できるか考えます。
自分で確かめよう
確認1:Whyで始まる設問では何を探しますか
理由です。because、so、目的を表す表現などに注意します。確認2:選択肢にある単語だけを待てばよいですか
いいえ。音声では別の表現に言い換えられることがあります。確認3:Tuesday at 3:00、Tuesday at 4:00、Thursday at 4:00の差は何ですか
曜日と時刻です。その二つを聞く欄を先に作ります。まとめと次の一歩
疑問詞で答えの型を決め、選択肢の差から聞く目的を絞りました。次は、短い質問の音がつながっても、依頼・提案・質問という働きを聞き分けます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。