LESSON 01

入試リスニングで音の変化を捉える

設問と選択肢から聞く情報を予測しよう

疑問詞・選択肢差分から人物・場所・時・理由・否定を予測する

設問と選択肢から聞く情報を予測しよう

このレッスンの役割

前のレッスンで、聞く前に目的を決めると確認しました。ここでは、疑問詞と選択肢の差から「何を」「どのように」聞くか決めます。

目標は、音声が始まる前の短い時間に、探す情報と注意する表現を一つずつ言えることです。答えを先に決めることではありません。

例で設問を情報の型へ変えよう

設問の手がかり 探す情報 注意する表現
Who 人物・役割 teacher, brother, a girlなど
Where 場所 at, in, near, go toなど
When 日・時刻・順序 at, on, before, afterなど
Why 理由 because, so, to不定詞など
What will ... do 次の行動 will, be going to, decideなど

次に、選択肢の「同じ部分」と「違う部分」を分けます。

例:When will Emi visit the library?

  • A: Tuesday at 3:00
  • B: Tuesday at 4:00
  • C: Thursday at 4:00

違いは曜日と時刻です。そこでメモ欄を day / time と先に作ります。音声で Tuesday や 3:00 が聞こえても、すぐに答えを決めません。but、not、instead、How about ...? の後で情報が変わる場合があるからです。

また、選択肢と音声が同じ単語になるとは限りません。by bus が take the bus、at home が not go out と言い換えられることがあります。選択肢の単語を待つのではなく、意味の一致を探します。

10秒プレビューの手順

  1. 疑問詞に丸を付け、答えの型を決める。
  2. 選択肢の違いだけに線を引く。
  3. 聞き取り欄を短く作る。
  4. 否定・訂正・言い換えがありそうな点を予測する。

この手順で作るのは「仮説」です。音声が仮説と違えば、音声を優先して書き換えます。

よくある間違い

プレビューは答えを当てる時間ではありません。「学校の話だからAだろう」と決めると、Aに似た単語だけを拾いやすくなります。選択肢の差を見つけ、どの情報ならA・B・Cを区別できるか考えます。

自分で確かめよう

確認1:Whyで始まる設問では何を探しますか理由です。because、so、目的を表す表現などに注意します。
確認2:選択肢にある単語だけを待てばよいですかいいえ。音声では別の表現に言い換えられることがあります。
確認3:Tuesday at 3:00、Tuesday at 4:00、Thursday at 4:00の差は何ですか曜日と時刻です。その二つを聞く欄を先に作ります。

まとめと次の一歩

疑問詞で答えの型を決め、選択肢の差から聞く目的を絞りました。次は、短い質問の音がつながっても、依頼・提案・質問という働きを聞き分けます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。