LESSON 01

入試リスニングで音の変化を捉える

長めの会話を話者と目的で整理しよう

話者別メモと意味区切りで提案・理由・決定を追う

長めの会話を話者と目的で整理しよう

このレッスンの役割

校内放送では情報をWHO・DO・WHERE・WHEN・WHYへ分けました。ここでは長めの会話を、話者ごとの立場と会話の目的で整理します。

目標は、誰の提案・理由・決定かを混ぜずに記録し、会話全体で最終的に何が決まったか説明できることです。

例で二列のメモを作ろう

例として、文化祭の出し物を決める会話を考えます。

Aki Ben
cooking showを提案 準備時間が足りない
photo displayなら短時間 賛成、写真を持参

この表なら、cooking show はAkiの最初の提案、時間不足はBenの反対理由、photo display はAkiの代案、最後の賛成はBenだと分かります。

会話中は一文ずつ訳すのではなく、次の三つの札を付けます。

  • P:proposal、提案
  • R:reason、理由
  • D:decision、決定

メモ例は A P:cook → B R:no time → A P:photo → B D:OK です。矢印にすると、会話がどちらへ動いたか見失いにくくなります。

声の山と代名詞を使う

話者が変わるときは、声・間・名前の呼びかけが手がかりになります。it、that、one などの代名詞は、直前のどの提案を指すか確認します。That sounds better. の that は直前の photo display を指すため、最終決定が分かります。

設問が Why did Ben disagree? ならBenのRを、What will they do? なら最後のDを見ます。メモを取った後に設問へ戻り、必要な列と札だけを使います。

よくある間違い

単語を一列に並べると、誰が言ったか分からなくなります。また、提案をすべて同じ重さで残すと、最終決定を選べません。話者の列とP・R・Dの札をセットで使います。

自分で確かめよう

確認1:長い会話のメモを二列にする理由は何ですか誰の提案・理由・決定かを混ぜないためです。
確認2:P・R・Dはそれぞれ何を表しますか提案、理由、決定です。
確認3:What will they do? ではどの情報を優先しますか会話の最後に合意されたD、つまり最終決定です。

まとめと次の一歩

話者別の列と提案・理由・決定の札で、長めの会話を整理しました。次は複数の問題形式を混ぜ、必要な聞き方を自分で選ぶミニ入試に挑戦します。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。