LESSON 01

入試リスニングで音の変化を捉える

入試リスニングを三段階で解く見取り図

聞く前・聞いている間・聞いた後の三段階へ音変化技能を配置する

入試リスニングを三段階で解く見取り図

このレッスンの役割

これまで、音の連結・弱形・脱落・同化・イントネーションを一つずつ学びました。この最終セクションでは、その知識を高校入試の得点につなげます。

このレッスンの目標は、リスニングを「聞く前・聞いている間・聞いた後」の三段階に分け、それぞれで何をするか説明できることです。まだ個別の問題形式は解き込みません。

例で見る三段階の見取り図

入試リスニングの三段階 聞く前に予測し、聞いている間に要点と変更を追い、聞いた後に根拠を照合する流れ 聞く前 設問から予測 聞く目的を決める 聞いている間 山と区切りを取る 否定・変更を追う 聞いた後 選択肢と照合 根拠を一つ言う

リスニングは、流れてきた英語を一語ずつ日本語にする競技ではありません。たとえば設問が “When will they meet?” なら、聞く前に「曜日か時刻が答えになる」と予測できます。音声中では数字を全部書くのではなく、会うことと結び付いた最終の時刻を追います。聞いた後は、自分の記憶ではなく聞こえた根拠と選択肢を比べます。

段階 自分への問い 音変化の知識の使い方
聞く前 何を探すのか 聞こえ方を予測する
聞いている間 何が決まり、何が変わったか 弱い語を補い、意味の山を取る
聞いた後 どの表現が根拠か 聞き間違いと推測を分ける

よくある間違い

目的を決めずに音声へ飛び込むと、知っている単語だけが強く残ります。また、分からない一語で止まると、その後の重要な訂正を逃します。不明語には小さな「?」を置き、設問に必要な情報を追い続けます。

自分で確かめよう

確認1:聞く前に最初にすることは何ですか設問と選択肢から、人物・場所・時刻など何を探すか予測します。
確認2:知らない一語が出たら音声の理解を止めますか止めません。設問に必要な情報と、その後の変更を追います。
確認3:聞いた後に答えを選ぶ基準は何ですか音声中の根拠と選択肢が合うかどうかです。

まとめと次の一歩

入試リスニングは、予測・追跡・照合の三段階で解きます。次は、設問と選択肢のどこを見れば聞く情報を予測できるか練習します。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。