音から語を戻す力を原因別に診断しよう
このレッスンの役割
連続した音から境目・子音・機能語・短縮形を戻し、文法で検証して入試の根拠に使いました。ここでは誤りを最初に失敗した段階へ分類します。
目標は、聞き直す前に「何を確かめる再生か」を一つ決めることです。
例で診断しよう
| 段階 | 失敗の例 | 戻り先 |
|---|---|---|
| 境目 | pick itを一語と思う | 単語の境目 |
| 子音 | lastのtがないと思う | 聞こえない子音 |
| 機能語 | toやtheを落とす | 文の骨組み |
| 短縮形 | she’sを展開できない | 完全形へ戻す |
| 文法 | has/isを選べない | 候補を絞る |
| 意味 | 語は書けたが答えを誤る | 入試会話の根拠 |
同じ空欄でも原因は違います。音声をもう一度流す前に、境目を数えるのか、後続動詞を見るのか、否定を確かめるのかを決めます。
再挑戦では同じ文を一回、その後に同じ技能を含む別文を一回使います。別文でも成功して初めて技能が移ったと判断します。
学習記録には「失敗段階・使わなかった手がかり・次に試す行動」の三つだけを書きます。たとえば「機能語・語数・内容語の間を空欄で残す」と書けば、次回の行動が具体的になります。
よくある間違い
空欄が多いから語彙不足と決めないでください。知っている語でも連結や弱形で失敗します。また目的のない繰り返し再生は、聞こえ方を変えずに回数だけ増やします。
自分で確かめよう
確認1:she’sの意味を選べないときの戻り先はどこですか
短縮形の完全形への展開、または文法で候補を絞るレッスンです。確認2:再生前に決めることは何ですか
何を確かめるための再生かです。確認3:技能が移ったかどう確認しますか
同じ技能を含む別文でも成功するか確認します。まとめと次の一歩
復元の弱点を原因別に診断できました。次のセクションでは、短いディクテーションを使って弱点を記録し、修正します。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。